先週までの 『サロメ』『オーブリー』熱は冷め、

古本で 二冊とも購入したからかな。

手元にあると ホッとして、いつでも手に取れるからか、

枕元から 本棚に移動となった。
(この後 どーなるか 次に手に取るのは いつになることか)


サロメ の後、もう しばらく読書はやめて、

おはなしのテキストを探そうかな と図書館の書架をフラフラ。

アイルランドの民話を見つけ借りて、ふむふむと読むものの なんか身が入らない。

そしたら、図書館から 予約しておいた本が借りれると連絡が入り、

手にしたのは、新聞の本紹介のページで目にした この本

またもや 一気読み。

韓国のジヨンさんの話。

でも これは まるで私だった。

63年生まれの私も 82年生まれの韓国のジヨンと

同じような差別を感じているのは、

どーゆうこと⁈

私に すり込まれていた家長制度、男尊女卑。

そして現在も感じる 女の家庭での負担。

我が家は 男たちが 適度にマメではあるが、

でも 溜まる不満は、不満と思わずにおこうと飲み込んでしまい込む。

この本を読んで 忘れていた いや、押し込んでおいたものが モヤモヤと湧き出し、

日本のフェミニスト として有名な
上野千鶴子さん の本を探してみる。
こちらの本は、会話形式で、お相手は
小倉千加子さん。こちらも フェミニスト。

関西弁で ポンポン会話が進んでいく。

聞いたことのない単語も ちゃんと会話の中で説明があって、私にとって 楽しい。今のところ。

私は 男女共同参画とか 男女平等とかを声高に叫ぶつもりは 全くないの。

かくれフェミニストかもしれない。

今までに、カッコいいと思ったのは、

アメリカの詩人 エミリー・ディキンソン
(以前に 映画『静かなる情熱』で記事を書いた)

アメリカの絵本作家 ワンダ・ガアグ

ガアグの『すんだことは すんだこと』は

オカミさんと仕事を取り替えたオヤジさんの 抱腹絶倒な絵本。

このオカミさんが また きっぱりとした口調で男前なんだな。

惚れ惚れする。

私が 熱狂する この絵本は、

家事は お気楽だと思い込んでいたオヤジさんが遭遇する

すべてが裏目に出るオヤジさんの悲劇 いや喜劇と思っていたけれど、

やはり このオカミさんのリージーの潔さ、賢さが光ってるなぁと つくづく思う。

どーぞ ひと笑いされてみて。