大阪は かなりの暑さ。

会場の あべのハルカスに お昼に着いて

美術館のある階は、人でごった返していて、

当日券を買う人の列と、展示場に入る人の列があり、

事前に ウェブチケットを準備しておいた私たち(金沢の薔薇夫人とご一緒)は、

30分ほど並んで 展示場に入れてホッとする。

が、展示場に入っても イヤホンガイドのマーク近くで すごい列になり、

列を抜けると 遠巻きにしか観えず、どーしたもんや と思いながら、

どーしても観るぞ!とお目当ての作品の前では 割り込む おばちゃん二人。

今回の目玉は、イギリスの大英博物館からの出品の作品だから、

もう 二度とお目にかかれないね。と思っていたら、メトロポリタン美術館や、
ライデン国立民族学博物館、ボストン美術館などからの出品も多数。

事前に予習しておいた富嶽三十六景の中の、特に 赤富士とピンク富士の比較。

でも ピンク富士は 参考図でコピー。


それから、肉筆画が素晴らしいと評判で、かなりの量。

そして 娘のお栄さんの絵も見どころ。

後期にしか観れない絵もあり、何度も来れないから、通期にしておくれよと心の中で叫ぶ。

私の一番は やはり テレビ番組で目を見張った、

祭屋台の天井画。
男浪と女浪と言われる浪と渦。
そして 枠の絵。一番時間をかけて観た。

テレビの方が 奥行き感があったかも。

(大型のハガキになって ショップで販売されてたよ)

男浪
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女浪
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結局 重いけど 購入した 図録。2500円
表紙

{3FEB1AE5-F90B-4580-AC47-30FC5D00D9E6}

裏表紙
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北斎展関連の テレビ番組を全て録画して

観てから 鑑賞したのだけれど、

実物は テレビより もっともっと 素晴らしい。

テレビでは紹介されなかった作品で

衝撃を受けた 鐘馗図は、黒と赤があって 赤の方が、より 迫力があった。

そして、美術館入り口に 大きな壁となって出迎えてくれていた 李白観瀑図。

最後の最後、出口前に展示されていて、
金沢の薔薇夫人が気づいて教えてくれたの。

正面から観るのと、左から観るのとでは、
滝が、違う。本当に違う。
左前からも 観て欲しい。



会期中 関西にいらっしゃれるなら、是非に 足を運ばれたし。

京都でも 【国宝展】が開催中。

混み混み覚悟で いざ 関西へ。