数日前の午後5時、隣市での松竹大歌舞伎 地方巡業会場裏。
 
駐車場が会場の裏側にあり、通路には、
 
役者さんの衣装が干されてありました。
 
昼の公演で使用された衣装に風を通しているのね。
 
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初めて鑑賞する 歌舞伎。
 
あんまり期待しないでおこうと思ってはいても、
 
開演時間が近づくと そわそわ。
 
お着物をお召しの方が ちらほら。やっぱり着物での観劇かっこいい。
 
イヤホンガイドも耳にセットして待ちます。
 
幕が上がります。
 
おおおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーー
 
舞台は 明るくて まぶしい
 
『猩々』  酒売りと三人の猩々が登場
 葛西アナウンサーからお聞きしていた 
 
酒に酔った猩々が 水の上を渡る 見事な足さばき
 
イヤホンガイドが ここです!と教えてくれまして、
 
ほーほーと頷いていた次第。
 
ここで休憩。休憩時間も イヤホンガイドは動いていますよ。
 
誰だったかな?始めの人、橋之助さん、歌之介さんが ご挨拶されてました。
 
『口上』
中村芝翫さん、橋之助さん、歌之介さんの三人の口上かと思っていたら、
 
出演者 全員の 口上でした。
 
楽しい。会場が 笑いに包まれる。
 
ここで、また 休憩。イヤホンガイドからは ずっと音声が流れています。
 
 
『熊谷陣屋』
 
予習してきたことは、イヤホンガイドが教えてくれる。
 
舞台の右側に文楽でいう床があって、太夫と三味線さんが座っておられる。
 
歌舞伎は 話し言葉なのか~ セリフが聞き取れる。ちょっとビックリ。
 
イヤホンガイドも丁寧に教えてくれるので、スジはバッチリ。
 
ほーほーそーだったのか~~。
 
衣装は派手すぎず、演目に合った衣装なんでしょうね。
 
初めての歌舞伎鑑賞。
 
良質な演劇を観たという感じです。
江戸時代から続いている娯楽は、わかりやすく、きらきらしてて、
だから こんなに歌舞伎ファンがおられるのですね。
 
役者さんは、お化粧をされていて、誰が誰やら 私にはわかりませんでしたが、
ご贔屓にされている役者さんがいらっしゃるファンの方は、
すぐにおわかりになるんだろうなぁ。
プログラムは完売だったそう。
すばらしかったです。
 
歌舞伎日記 これにて終了になる予感がいたします。
私には 文楽が向いているようです。