文楽でなく 今度は歌舞伎に フラフラしかかっています。
と いうのも、七月に隣市に 松竹大歌舞伎という地方巡業がやってくるから。
私にとって 歌舞伎デビューとなります。
演目
【猩々】長唄囃子連中
【八代目中村芝翫、四代目中村橋之助、三代目中村福之助 襲名披露口上】
【熊谷陣屋】一幕
【猩々】も【熊谷陣屋】も さっぱりな私。
そしたら この巡業に際し、歌舞伎プレセミナーが開かれると知り、早速 参加。5/12の夜のこと。
古典芸能解説者の葛西聖司アナウンサーが、軽快な話術で、楽しく わかりやすく?(私にとっては 初めて聞くことばかりで ?も多い)、今回の上演演目の見どころをお話しくださる。
会場の歌舞伎ファンの方々からは、葛西氏の話しに、時々 笑いが起こるのだけど、
私は レジュメに読めない漢字のフリガナを書き込んだり、今 話してくださってる見どころの記憶を辿る作業で大忙し。
全く 余裕がありまへん。
もう ほとんど 覚えておりまへん。
でもね、私がイメージしてた歌舞伎とは違うなぁとわかりましたよ。
【猩々】は、スジがあって、ないような?
底本(文楽でいう)っていうのかな?
短い話(長唄だもんな。27行の文)を演じるんだなぁとか。
なんでも 猩々が水の上を軽々と移動する足運び、足さばきが見どころらしいの。
【熊谷陣屋】は、お家によって(中村屋、高麗屋、澤瀉屋、音羽屋、成田屋、松嶋屋、成駒屋などなど)演目が同じでも 型が違うとか。
その型の違いが 見どころだったり。
3人の親心の葛藤を慮った演目なので、そこを意識して鑑賞するのだとか。
ご贔屓の役者さんがいる場合は、舞台近くのお席がいいかもしれないけれど、
歌舞伎は 全体を眺めて観るものでもあるので、
もし、後ろの席で残念と思っておられる方、大丈夫!後ろで得したと思えるような舞台らしいです。
登場人物の歴史を知っていると もっと楽しめるのかもだけど、知らなくても 大丈夫かも。
ちかえもん仲間で、ジャミン・ゼブの先輩であり、歌舞伎を愛されてる 早甫さんから、
女形の 中村梅玉さんを注目することと、
歌舞伎を観劇するときは、なんの情報も入れずにおいて、
会場で イヤホンガイドを借りるのもいいわよ とアドバイスを頂けまして、
そうするわっ! と楽しみになりました。
でも しかし、図書館で借りてきちゃった〜
面白そう〜
時間つぶしにはいった ブックオフで なぜか 目に入る 〝さよなら 歌舞伎座〟108円
買いまーす。
読みまーす。