お神輿は 山道を 進んでいきました。

参道には かがり火。

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私たち(夫と私。息子は 先を歩いてました)は 前をゆく人たちの後をついていきました。

灯りも持たず。

そしたら リタイアされた人たちが 分けてくださいました。
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この提灯ひとつで 山を登る?

無理でないか?

前をゆく灯り。心細いわ〜

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なんとか 集団に追いつきました。

お神輿を担ぎながらの山道は ところどころで渋滞。

それでも1時間歩き、汗ダラダラ。

この時 午後9時30分は過ぎてる。

もう 帰りたくても 真っ暗な山道を戻れない。

無口で登りました。

奥の院に着きました。

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雅楽の調べが ここでも流れ、(ここまでいらしてた?CD?テープ?)

神事が始まるよう。(邪念は 置いといて)



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奥の院に安置されたようです。

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これで 紙の神様 川上御前さまのお上がりの神事は終わりました。
(この二日前に お下りの神事があったのです)


今来た山道を下ります。

何度も 滑り落ちそうになりながら ヨロヨロな53歳 よく頑張りました。

夜の山道には 気をつけましょう。



今回、このお祭り参加できて、改めて伝統を次代に繋いでいくことの大切さを感じました。

テレビで流れるような 有名な神事ではないかもしれませんが、

お祭りに関わる人々の誇りと気概を感じることができました。

神事が始まる前の しんとした境内の雰囲気に、

3歳くらいの子どもさんが、神妙な顔つきで、

怖くなったのか お祖父さんにしがみつく光景を見て、

あー いいなぁ、そうゆう感触 なかなか味わえないよ。と嬉しくなりました。

隣市の今立地区、素晴らしい。
また いつか きっとこの神事に参ります。