午後7時 定刻になりました。


今夜は14人の お客様

初めて おはなしに触れる方が 4人

おはなしのろうそくを 灯して

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鼻歌のような いい加減な 音を 数秒鳴らし

おはなし会は 始まりました


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◆  マッチ売りの少女 

   皆さん、よくよくご存知の このおはなし。
   大晦日の寒い夜の おはなし。
   貧しい少女が マッチをすって、その炎で見える あったかいストーブ、
   おいしそうな焼ガチョウ、大きなクリスマスツリー、そして おばあさん。

   最後に おばあさんと共に、天に召されていった少女。かわいそうなお話のイメージですか?
   私が 今年の6月にある語り手からお聞きした この おはなしは、
   かわいそう というより、救われた少女という感想でした。

   
   アンデルセンの創作の おはなしなので、とても 時間がかかりました。
   まだ 今でも ちゃんと出来上がっていない気がします。
   今夜の お届けは まだ早かったかもしれません。ごめんなさい。


◆  おおかみと子やぎたち

   ドイツのグリム童話の『おおかみと七匹のこやぎ』とは ちょっと 趣が違います。
   この ロシアの昔話は、おかあさんヤギが主人公?と思わせるような存在感。

   おおかみは おかあさんヤギの歌を真似するために、鍛冶屋で 喉を打ち直してもらいますよ。
   優しい声になった おおかみは まんまと 子ヤギたちを騙します。

   
   おおかみに子ども達を食べられてしまった お母さんヤギ、どうやって おおかみをやっつける?



◆  石のカヌー  
   
   北米インディアンの昔話
   テキストは そんなに長くないのですが、遠い遠い場所まで行くおはなし。
   聴き手は とても疲れるおはなしです。
   死んでしまった許嫁に会いたい為、死者の国を探しに 雪の森へ入っていく若者。
   長い時間をかけて、やっと死者の国に通じる道を 見つけます。

   


今夜は 緊張もせず、(いつも ほとんど緊張しないけど) 語りました。

おはなしに慣れておられない方には 今夜のプログラムは 向かなかったです。反省。

おはなしを追うのに へとへとになってしまわれたなぁ きっと。創作もあったし。

初めて聴いてもらって、もう おはなしを聴きたくないと 思われてしまうようなことがないよう

おはなしを選ぶのは 重要です。


   
また 精進します。



おはなしの後は、ティータイム

企画してくれた 友の 手作りスウィーツ と コーヒー

今夜は カボチャプリン と いちご と 博多の女 (はかたのひと)


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ごちそうさま でした。