たまに 初めて会った人なのに
初めてじゃないような気がする人がいるの。
どこかで 会ったこと ありますね?って
尋ねることがある。
いいえ 初めてです って。
そうなの。初めまして なのよね。わかってるのにね。
ごくごく たまに 同じ ニオイ のする人に出会うことがある。
ニオイは 匂い 臭い scent でも smell でも なくて
人間の タイプ っていえばいいかしら。
そういう人とは それっきりにならないで、
その後も すごく縁があるの。
そういう人とは きっと 前世で 出会っていて 親しい間柄だったんだろうなぁ
って 思うようにしているのだけど、
本当は どうなんだろうね。
15年くらい前に 出会った人も
そんな気がする 一つ年上の女性でした。
宗教も違っていて、(私は 信心する対象がないけど)
でも、彼女の考え方には 同調できたし、お互いを認め合っていたし、
今日 会って話をしていても、明日 また 話し合えると思えた。
この友情は 永遠 って思えてたのに、
人は 変わるものなのね。
昨年 彼女と会った数は 片手くらい。
前世で きっと 双子だったね と言ってたのが 懐かしい。
よく似た(でも ぜんぜん違う) ニオイ の する理系の友が、
彼女らしい物理の例えで、説明してくれたことがあるの。
人は 元素でできてて 物質には重量があり、常に 動いている。(こんなんだったかな?)
一緒なところに とどまってはいれないでしょ。
同じ向き(平行)をしていたものも、 いつか 動く 方向(ベクトル)が変わり、
違う方向へ 広がっていくこともあれば、また 狭くなって 交わることもありますよ と。
どうしようもないこと だから、自然にしておけばいいのではないか と。
その時は そうか~ なんて 納得した。
人は 変わるものなのね。