昨日 午前中 最寄りの図書館で 勉強会に参加。


今月から 新しいテキストになりました。


『子どもたちと絵本』  長谷川摂子 著 (福音館書店)


子どもたちと絵本
¥1,680
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範囲は 1章 10人の参加者が 1段落ずつ 輪読。(参加者みんなが 読めるように)


長谷川摂子さんが 大学を終えられ、保育士になられて経緯も書かれてありました。


初任で 24人の幼児を ひとりで担任。さぞかし大変だったであろう想像がつきます。


その時に 助けられたのが 自然と絵本だったそうです。


ひたすら絵本を読むうちに 長谷川さんは どんどんかわられたそう。




範囲の中に 3冊絵本が紹介されていましたが、今月は 1冊のみ 読み聞かせでした。


この絵本です。

海べのあさ (大型絵本)/ロバート マックロスキー
¥1,785
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司書さんが 28分かけて 読んでくれました。


重くて 大きくて 30分近くかかる絵本は、なかなか 子どもたちには読み聞かせの機会がありません。


でも この絵本 読み聞かせしてもらうと、30分もあるなんて、全然感じません。


20分くらいかなって感じ。



歯が1本ぐらぐらするのに 気づいたサリー。もう 気になって気になって、舌で ぐらぐらする歯をなぞりながら、


浜辺で合う生きもの すべてに 『歯がぬけかかっているの!』と叫びます。(ほほえましい)


ハマグリ捕りとしている お父さんのお手伝い。(ここでの会話も 面白いです。勿論 歯のこと)


でも ここで アクシデントが!!抜けかかってた歯が いつの間にか 抜けてたーーー。


抜けた歯を 枕の下にいれて、お願い事が できなくなっちゃったーーー。


このあとも すったもんだ いろいろ あって・・・



ロバート・マックロスキーの 白黒の絵が 遠目も効いて、それでいて 細部まで しっかり書かれてあり、


魅了されます。海辺の風景も 素晴らしいです。



私は 妹のジェインに目が離せず、2歳くらいかしら。動物みたいに すぐハイハイの姿で あちこち動いてます。


ジェインの動きは 文章には一切書かれていませんが、もう とっても 気になる動きなんですよ。


オススメです。




そして、長谷川摂子さんの絵本も 1冊ずつ 読み聞かせしていくことに決まり、


今月は この絵本を 読み聞かせしてもらえました。



めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)/長谷川 摂子

¥840

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かんたは 神社に遊びにきましたが、今日に限って 誰もいない。

神社の神木の根元から 音が聞こえてきて、覗くと あれぇーーーー

この世ではない 異世界での 出来事。往って帰る物語。帰ってきてからも 耳に残る

    ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ

    じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん・・・・・

長谷川摂子さんは 島根出身で 出雲弁で育ったそう。神さまの国で、いろんな おはなしを

出雲弁で お祖母ちゃんやご家族から 聴いていたのではないかしら。

長谷川さんの絵本では、私は ちょっと 心の深いところを ぐっと捕まれるような

ちょっと 怖いような 辛いような気持ちになります。私だけかな。