6日の 午前中 最寄りの図書館で 絵本の勉強会。


テキストは 『絵本はともだち』 中村柾子著 


参加者で 範囲を輪読し、そのあと、範囲の中の本を 読み聞かせします。


今月で このテキストは読了です。


読み聞かせ 最後の2冊。


かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))/あかね書房
  ベラ B・ウィリアムズ 作 佐野洋子 訳
¥1,470
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私は、初めての絵本でした。

おばあちゃん・お母さん・私の3人家族。大きなガラスのビンの貯金箱。いっぱいになったら 買うものがきまっています。

それは ソファ。

ある日、私の家が火事。すべてを失った3人が、贅沢もせず、明るく暮らします。前向きな温かい絵本。


シリーズ本です。『ほんとにほんとにほしいもの』と『うたいましょうおどりましょう』 (ともに あかね書房)


読み手の Iさんが、可哀想な女の子というようなことを 意識しないで 読んでくれて、それが とてもよかった と皆さんの感想。


いい絵本に出会えました。


すんだことは すんだこと (世界傑作童話シリーズ)/福音館書店
 ワンダ・ガアグ 再話・絵  佐々木マキ 訳
¥1,050
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この本を持っていますし、ガアグは大好きですが、この絵本を 読み聞かせしてもらったのは初めて。


もう、涙が流れました。おかしくて 面白くて、大泣き。

佐々木マキの訳も いいのですが、絵が物語るという代表作ではないかと思います。


ページをめくって その絵を見たとたん、こみあがる笑い。押さえられない笑い。

あちこちで ひっくひっくと引きつり笑いに包まれました。


でも、人によっては、全く反応がない人もいるんですよ~これが・・・

この面白さが 伝わらないのは さみしいねぇ。



今月で、私が正面に座っての会は終わりです。


『えほんのせかい こどものせかい』 『絵本はともだち』の2冊のテキストを読了した 2年と2ヶ月。


私のつたない 作家や作品の情報をお話しし、お勉強という会では まったくない会でした。


参加者が、絵本を楽しみ、自ら絵本に関わり合っていってもらえたら とだけを願ってきた 楽しい年月でした。


来月からは、長谷川摂子の『子どもたちと絵本』をテキストに、図書館の司書さんが、会の進行をしてくださいます。


私は、座る席が変わり、もっと自由に 絵本について 喋りたおすつもりです。