おとといは ホームスクールのT君への 8月のおはなし会でした。
昨年9月から スタートしたので、12回目。一年って早いなぁと実感。
今月のプログラム
おはなし くさった風 『日本の昔話 ③』 (福音館書店)
絵本 『すっす はっは こ・きゅ・う』 (童心社)
絵本 『どろぼうがっこう』 (偕成社)
聞き手は いつもの通り、T君とおかあさんの二人。
おはなしの 『くさった風』は、私には 珍しく 日本の昔話で、とっても短い おはなし。
昔、あるお寺に 和尚さんと小僧さんがいました。暑い夏のさかりのこと。
風売りが 【涼しい風】を 売りにきたので、和尚さんは 小僧さんに買ってこさせ、
【涼しい風】を 壺の中へいれておき、暑い日には、壺を出してきて、和尚さんひとりで涼んでいました。
小僧さんは 羨ましくて 羨ましくて、一度でいいから あの風にあたってみたいと思っていました。
ある日、和尚さんが法事で出かけたので、小僧さんは、今だとばかり、壺を出してきて
フタをあけ、たっぷりと【涼しい風】に当たりましたが、気がついた時には、壺の風はなくなっていて、
困った小僧さんは、どうしようか 悩んで、考えたあげく、壺の中に、【おなら】を入れておきました。
夕方に、和尚さんが帰ってきて、あー暑い暑い。壺の風で涼もう といって、壺のフタをあけると、
なにやら ひどく くさいにおいがして、小僧さんに、どうして 壺の風が臭いのか と問うと、
小僧さんは すました顔で、
「あんまり 暑いので 風が くさったのでしょう」と答えましたとさ。
T君は にやにやして 聴いてくれました。お母さんは このおはなしを知っていて、にこにこ。
そのあとの絵本は、
- すっすっはっはっ こ・きゅ・う (絵本・こどものひろば)/長野 麻子
- ¥1,365
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いつもは手遊びをいれるところに 入れました。
ちょっと 参加型の絵本といえばいいのかな。吸ってー吐いてーの絵本です。
T君もお母さんも 私の声につられて 呼吸してくれました。(素直~)
最後の『どろぼうがっこう』は、T君 知ってました。読んでもらったことがあったそう。
- どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))/加古 里子
- ¥1,050
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読み終わってから、私が 来月この本の続編が出版されるのよ と伝えると、
Tくん 「絶対 読みたい!!」と リクエストがありましたので、
(よーし わかったよ。ちゃんと予約しておくよ と思いました。)
待っててね。
そして おはなし会のあとの お楽しみ。いつも すみません。
ぺろっと おなかに 入っていきました。ご馳走様でした。(ぺこり)