氷艶「十字星のキセキ」が終わってしまいましたね~

なんて素晴らしいショーだったのでしょう!!!

 

俳優が滑り、スケーターが演じ歌う氷上ミュージカルという新たな演劇のジャンルが今回確立されたように思います。

 

途中降板は残念でしたが、「銀河鉄道の夜」をモチーフに選んだ宮本亜門さんの慧眼には唸ってしまいます。大ちゃんの魅力を存分に引き出すのにこれ以上は無いと思われる作品だったのでは?

「銀河鉄道の夜」からは、これまで映画やコミック、演劇など様々な派生作品が生まれていますが、「十字星のキセキ」もまたその一作品として歴史に刻まれたのではないでしょうか。

 

今回宮沢賢治に興味を持たれた方は、岩手の「宮沢賢治記念館」を訪れてみてはどうでしょう。

賢治の世界観に触れられる本当に素敵な所です。

あと、以前テレビ朝日の「しくじり先生」でオリラジの中田敦彦さんが「銀河鉄道の夜」を彼独自の視点から熱く解説していてとても面白かったので、こちらもオススメします。

 

 

私は未だ興奮冷めやらず。

色々なシーンを思い出しては「ほうっ…」と溜め息をつく時間を過ごしつつも、早や次回の「氷艶」へと心を馳せています。(今回の成功を受けてきっと次もあると確信しています)

 

一回目は義経、二回目は光源氏ときて今回はカムパネルラ。

次は何の役を?

「スポーツと日本文化を融合した、ストーリー仕立てのアイスショー」という氷艶の趣旨からすると、次もやはり「和」な題材が選ばれるのでしょうね~

どんな作品がいいでしょう?夢想してみました。

 

古事記の神話から「イザナギとイザナミ」とか、「ヤマトタケル」なんかも大ちゃんに似合いそう。

 

聖徳太子をヒーロー仕立てにした話なんかもいいかも。

 

光源氏と少し被ってしまいますが、「伊勢物語」の主人公、平安時代きってのプレイボーイ在原業平なんてどうでしょう。

 

「竹取物語」もいいですね。かぐや姫に難題を出されて懊悩する麗しき皇子役なんてハマりそうじゃありませんか。

 

太平記の楠木正成あたりをやったら新境地を開けそう。

 

日本の昔話なんかもいいですね。

岡山県の伝説なので「桃太郎」は大ちゃんにピッタリでは?

あと「一寸法師」とか「浦島太郎」もアレンジで面白いストーリーになりそう。

 

「南総里見八犬伝」は物語としては抜群に面白そう。

 

近代文学から題材をとるなら森鴎外の作品なんてどうでしょう。

「山椒大夫」の厨子王とか「舞姫」の豊太郎とか、大ちゃんに似合うかも。

 

まあ、どんな作品がモチーフに選ばれるにしろ、今回の「十字星のキセキ」を受けて、次回公演の期待値がとんでもなく上がってしまいましたよね~

 

ファンとしては座して待つのみ。

楽しみですね~

 

 

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