本日のオススメ本はSF小説「猿の惑星」です!映画は観たことあるけど、原作を読んだという人は少ないのではないでしょうか?

 

 

 

 

原作者、ピエール・ブールが第二次世界大戦中、日本軍の捕虜になった経験から着想を得たという話はとても有名ですね。(日本人としては微妙な感じですが…)

 

映画のインパクトが強かったので、そこまで期待せずに読み始めたのですが、これがもの凄く面白い!!!

 

謎の惑星に不時着した宇宙船の乗組員たち。そこはなんと知的に進化した猿によって支配された惑星だった。猿に捕らえられた主人公は妻となった女性を連れて逃亡を図る・・・というおおまかなストーリー展開は映画と同じなのですが、驚いたのはラスト!映画のあの衝撃的なラストの後にミステリー小説のどんでん返しのような続きがあったのです。

 

作者の企みにハマった快感に酔いしれ「え、そうなの?」と思わず唸ってしまった私・・・。

 

六十年前の作品ですが古臭さを感じさせないオススメの一冊です。(残念ながら現在は絶版のようですが中古は買えるみたいですね。図書館でも借りられますよ)

 

 

ミステリーやSFを書いています。

良かったらご一読下さい。