単身赴任かずモンのお弁当アーカイブ ☆彡(0040) さくらんぼ

山形から桜桃(さくらんぼ)が届きました。さくらんぼの里「味の農園」の絶品の桜桃です。

サクランボ(桜ん坊)または桜桃(おうとう)は、バラ科サクラ属サクラ亜属の果樹であるミザクラ(実桜)類の果実です。食用され、旬は初夏の6 - 7月ごろで、桜の果実の中でも、西洋実桜を通称「さくらんぼ」と呼んでいます。

花を鑑賞する品種の桜の実は大きくなりません。果樹の実桜には東洋系とヨーロッパ系とがあり、日本で栽培される大半はヨーロッパ系です。品種数は1000種を超えるとされています。

栄養価は、ビタミンC、カリウム、葉酸が比較的多く、リンゴ酸、クエン酸、ブドウ糖、果糖なども含んでいます。

西洋実桜が日本に伝えられたのは明治初期で、ドイツ人のガルトネルによって北海道に植えられたのが始まりだとされています。北海道や山形県を初めとする東北地方に広がり、各地で改良が重ねられました。

生産地としては山形県が全国の収穫量の7割を占めており(その中でも山形県東根市は生産量日本一)、それに次ぐ北海道、青森県、山梨県を合わせた上位県で全国の9割以上を生産しています。他にも秋田県、福島県、群馬県、長野県で年産100トン以上、その他にも小規模の産地が点在し、20以上の都道府県で収穫実績があります。

中生種の佐藤錦は、国内で最も多く生産されている品種です。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配してできました。1914年(大正3年)から市場に出荷され始めました。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助にちなんで1928年(昭和3年)に命名されました。大粒で果汁が多く、果肉は乳白色で、甘味と酸味のバランスが良い品種です。


この店から届く季節ごとの産品はとても品がいいので、うれしい限りです。桜桃は今年の分はもう遅いでしょうが、これからは、だだちゃ豆やメロン、やがて白桃などがうれしい産物です。
 

さすがに弁当箱に桜桃を入れることはありません。別の容器に入れます。他にも、味噌汁やケーキなどもたまに別の容器で持って行くことがあります。昼休みの時間がゆっくり楽しめる日はうれしいですが、なかなか思うようにはならなくて。


さくらんぼわが齢ほど籠に盛らば    山口青邨
八人の娘そろひぬさくらんぼ      山口青邨
桜桃やいのちみじかし恋せよと     加藤秋邨
桜の実大地の幽さ惑ひなし       飯島晴子
少しづつ友も変りぬ桜の実      山田みづえ

山形のさくらんぼ来る桜桃忌      かずモン
収穫す被爆の森のさくらんぼ
空青きことこそよけれさくらんぼ
整理券お取り下さい桜桃
本州の最南端の桜の実
デフォルメの地図に迷うて桜の実