先日、なかなかショッキングなことが起こった。

 
毎年パパママ宅で、家族みんな集まって、クリスマスツリーの飾り付けをするのが恒例行事。
 
 
飾り付けが終わったら、ママ手作り料理を囲んでディナー。
 
その時に、甥っ子ちゃんが、テーブル越しに私を見ながら、
 
You attacked America!(アメリカを攻撃したでしょ!)」と。
 
一瞬テーブルが凍ったかも滝汗
 
なんの脈絡もなく、いきなりだったので、どう返していいのか分からず、とりあえず、、
 
「I’m pretty sure I didn’t. (してないと思うけど)」って、笑いながらお茶を濁してみた。
 
すると甥っ子ちゃん、「No, you did!  You attacked America」と。
 
そこで義妹が、「彼は今歴史の本を読み始めてね、第二次世界大戦の真珠湾攻撃について学んだとこなの」
 
ええ、そうだと思いましたとも。でもあまりにも突然すぎてどう反応していいのか分からなかったよ笑い泣き
 
ママとオットが、昔は日本とアメリカは敵同士だったこと、今は同盟国であること、そしてアメリカも戦時中はアメリカに住んでる日本人・日系人にひどいことをしたこと、いろんな国を過去に(今もだけど)攻撃したことなんかを説明してて。
 
甥っ子ちゃんはそれを聞きながら、どう思ってたんだろな。
 
オットが、「歴史から、昔は敵同士でも、時間が経てば仲良くなることは可能ってことが学べるんだよ」みたいに、上手く閉めてたけど。
 
私はどうも歯に何か挟まったような、モヤモヤさんが残って。
 
赤ちゃんの頃から可愛がってきた、そしてずっと「アンティズミ」と慕って飛びついてきてた甥っ子ちゃんが、私をよそ者と見はじめたんだなあ、、、と。(トランプの影響か?!
 
今までは、私が日本で生まれ育ったとかアクセントがあるとか気がつかない様子で、一緒に遊んでくれるおばちゃん!って感じで飛びついてきてたから。
 
「Japan attacked America」じゃなく、「You attacked America」ってとこがね。
 
多分、この「You」の部分、「外人」というか、「よその人」と思われてるのが、ショックだったのかな、と。
 
こちらに住んでる年数が、日本で生まれ育った年数を超えて、これからもアメリカ年数増える一方だろうけど、死ぬまで「よその人」と扱われるのかな、と。
 
何より、家族からもそういう風に見られてるのか、とか子供の目には私はよそ者に移るんだな、とか、、、
 
ちなみに、アメリカに20年ほど住んでるけど、「You attacked Parl Harbor!」と言われたのは初めて。

と言うことは、なかなかできない経験をさせてもらった?!おーっ!
 
子供の成長過程は、容赦ないね。これから先も、いろんな意見を聞いて、いろんな人にあって、いろいろ学んで、自分の頭で考えられる優しい人間になっていく過程を見ているんだと思うと、感慨深くもあり。
 
20年もしたら、「怖い顔して「おばちゃんアメリカを攻撃したでしょ!」って言ってきたんだよ〜」なんておちょくったるつもりでおります。ウインク
 
オットの膝に乗って、一生懸命おもちゃで遊ぶ甥っ子ちゃん。やっぱり可愛いよ
 

皆さんも、衝撃的なことがあっても、楽しい日を過ごされてますように〜チュー