今日は夏至、

一年で一番昼が長く、夜が短い日です。

         
漢方では一年の流れを陰陽バランスで捉えていますが
   
陽のパワーがピークとなる日がこの夏至です。

          
夏至は二十四節気の中でも最も早く決められた日で
          
清の時代までは国家の休日だったと言われています。
                 
                 

中国には古来より
             
「冬至には餃子、夏至には麺」
               
という言い伝えがあり、
           
この日に麺料理を食べる風習があります。

           
太陽のパワーを一番間近で感じられるこの日を
         
古代の人々は最も大切な日としてとらえていたようです。
       
                    


sao☆ トピック二十四節気【夏至】sao☆
           
                
梅雨まっただ中
           
この季節は体内の水分バランスが乱れて
        
余分な水分が身体のあちこちに溜まりやすくなります。 
       
身体に溜まった余分な水分はむくみの原因になるばかりではなく
             
痛みやこわばりの元になります。
             

神経痛や関節痛が悪化したり
       
なかには一度良くなった痛みがまた再発するということも…
         

また、冷房のききすぎた室内に長い時間いることで、
           
体温を調節する自律神経のバランスが崩れ、
     
手足の冷えやこわばり、

だるさや頭痛といった症状も起きやすくなります。

    
梅雨の季節は、

身体の水はけを改善して巡りが良くなる生活

を意識しましょう。

 


 梅雨時期の水はけ養生ポイントsao☆

その1.湿気を溜めないようにしましょう。
    部屋の通気を良くしたり、天気の良い日は布団を干しましょう。

その2.水分のとり方に注意しましょう。
    水分の補給は必要ですが、
   一度に大量にとると体内に水分が溜まりやすくなります。
   水分はなるべくこまめに少量ずつとりましょう。
 
その3.冷房の冷えから身体を守りましょう。
    首、腰、足首から冷えが入らないようカバーしましょう。

その4.胃を冷やさないようにしましょう。
    胃が冷えると水分が溜まりやすくなります。
   冷たい物や生ものの摂りすぎに注意しましょう。

その5.水はけを良くする食材やお茶を上手に取り入れましょう。
    食材:黒豆・小豆(煮汁に成分が溶け出しているので、
        煮汁もいっしょに食べましょう。)
    お茶:はとむぎ・ナンバンゲ(とうもろこしのひげ)