河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。
セイタカアワダチソウが茂るその河原で、
腐りゆく死体を発見する。

「自分が生きてるのか死んでるのか
いつもわからないでいるけど
この死体をみると勇気が出るんだ」。

過食しては吐く行為を繰り返す
モデルのこずえもまた、
この死体を愛していた。
重い状況を抱えた高校生たちが
からみ合いながら物語は進行する。
そして、新たな死体が、ひとつ生まれる。

「リバーズ・エッジ」岡崎京子


来年、映画化になるそうで
オリジナル復刻版をげっと。

そっこー読み終えた。

岡崎京子せんせ、さいこーっす。

カズミン
kazumin