かりんが

3月11日に虹の橋へ。



重積てんかん発作


救急病院では抗てんかん薬の

投与をするしか出来ないと言われ

麻酔の様なもので投与したら

そのまま目を覚さないかもしれない

事もあると言われ決心がつきません

でした。この時は発作もだいぶ

落ち着いてきていたので処置なしで

連れて帰りました。

一晩中様子を見ていましたが

発作が治らず、身体に力が入らず

目を瞑ったまま首がカクカクして

突然目を見開き暴れ出す、

そしてまた目を瞑り・・・を繰り返して。


日曜日にかかりつけの病院へ

行きました。やはり発作は

だいぶ落ち着いているから

抗てんかん薬は投与しないと

強制給餌をしてもらい

入院するかどうするか。


かりんは病院が嫌で、いつも

病院でも発作を起こしていた為

入院したらまた強い発作を起こして

しまうかもしれないと、

連れて帰りました。


ご飯を食べれないので

栄養ドリンクをスポイトで

一滴ずつ嘴につけ、嚥下したのを

確認したらまた一滴。

そのうちその一滴もなかなか飲みこめ

なくなり、月曜日のお昼過ぎに

旅立ちました。


仕事が休めず、母に給餌を頼み

お昼休みに車を飛ばして

かりんの様子を見に来た時は

まだ頑張ってくれていて

ほんの10分位抱っこして

かりん、頑張ってと励ますくらいしか出来ず。


会社に戻ってからしばらくして

母から電話が。

母が看取ってくれました。




私がかりんを殺してしまったような

ものです。


かりんを病院へ連れていくたび

てんかん発作を起こしていたのを

分かっていたのに。

てんかん発作で死ぬ事はないって

勝手に思い込んでいました。


かりん、かりん、

私が病院へなんて連れていかなければ

今も元気に遊んでいたよね。

ごめんなさい。

自力で引っ込むけど、産卵のたびに

卵管脱を繰り返していたから

心配で病院に連れて行かなくちゃって

焦っていたの。


この半年でしろ、とわ、まめを失い

私は自分の無力さに病院をあてに

しすぎていました。


そしてかりんも、四羽も旅立たせた

私はもうこの子達の飼い主でいては

いけないのではと思えてきます。


かりんは、ズンコさんから

お嫁に来てくれてた子で

あめちゃんのお姉さん。

好奇心旺盛な子で初めて見る物も

他の文鳥ズが怖がり近づかない中

尻尾をフリフリしながら果敢に

近づいてくる様な元気な子でした。




ズンコさん、申し訳ありません。



せーちゃんも腹壁ヘルニアの

疑いがありますが年齢的に手術は

出来ないとの事。

腸がつまらないように

ペレット主体の食事に切り替えて

いますがあまりペレットを食べて

くれず、皮なしシードをすり鉢で

細かく潰してペレットの上に少量

振りかけて食べています。

せーちゃん、飼い主いっぱい

勉強するから、長生きしてね。


ああ、

本当なら次の話はつくねとかりんの

お話しをするつもりだった。


かりん、ごめんなさい、

怖かったよね、辛かったよね、

苦しかったよね、

ごめんなさい、ごめんなさい、