6月28日、晴れ空の下に2914gの女の子が産まれました。
ただただ、10ヶ月間頑張ってきた妻と娘に感謝です。
出産に関して男性が出来ることは少ないのですが、その時を振り返るという数少ない出来ることをします。
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☆ 6月27日 14:00頃
この日は予定日。
3日前におしるしもあり、「予定日に産まれるかもね~」なんて話しながら過ごしていたお昼過ぎに下腹部痛がありました。
話が出来るぐらいの痛みだったので1時間半ほど様子見。
間隔を計ってみると10分以内だったので、病院へ電話すると「もっと間隔短くなってからか、心配ならお越し下さい」とのこと。
自己判断は恐いので、準備して病院へ行くことにしました。
この時、妻はお風呂に入ってきれいきれい。
僕は入院用の持ち物の最終準備や軽食を作っていました。(妻オーダーで、取り急ぎおいなりさんと梅おにぎり)
☆ 6月27日 17:30頃
タクシーで病院に到着。
妻にまだ余裕があったので、歩いて分娩室へ。
NSTをしてみると、張りは陣痛レベルではない上、間隔も10分より長くなっており、まさかの「前駆陣痛」と判明。予定日に前駆とは。
内診でも子宮口が3cmと以前と変わらない状態だったため、一旦帰宅することに。
☆ 6月27日 21:30頃
病院を出てからは痛みがひどくなり、痛みの度に立ち止まるも、なんとかバスで帰宅。夜も遅いので夕飯は適当に済ませる。
ちなみに僕はケンタッキー。レッドホットチキンが辛くなくてショック。
ご飯を食べてとりあえず寝ようということで23時頃就寝。
☆ 6月28日 1:00頃
痛みの間隔が5分以内になっていること、破水しているようであることから病院に電話。若干の出血もあったので、病院へ向かうよう指示が出ました。
あと、この時おしるし再び。
☆ 6月28日 1:30頃
再びタクシーで病院に到着。
NSTをした結果、「破水しているようですし、陣痛も来ているのでこのまま入院ですね」ということに。この間、痛みがひどかったので、助産師さんや僕がいきみ逃がしをしていました。
結局2時間ぐらいNSTにいて、「いつまでにここにいるんだろう…」という疑問に思っていました。(今考えると、お産の準備かなーと)
☆ 6月28日 3:30頃
LDに移動。LDとは、L=Labor(陣痛)、D=Delivery(分娩)の頭文字を取った部屋の名前で、要するにお産を行う場所になります。
我が家は立ち会い出産希望だったので、僕も一緒に部屋へ移動しました。
ここから妻と助産師が二人三脚でいきみ。
妻が頑張っている最中、僕はお茶を飲ませたり、ゼリーをあげたり、ビデオの調整をしたり。
ええ、出産の場で夫は全く役に立てません。
一般的に陣痛が始まってから2時間でのお産が母子へのストレスが最も少ないと言われますが、いきみ始めてから2時間が経過しても赤ちゃんが降りてこないため、当直医の内診の結果、陣痛促進剤の投与が決定。
点滴を付けながら、妻はさらに頑張ります。
そういえば、「赤ちゃんの頭が見えてきましたよー。髪ふさふさですね。いきむ場所が分かりやすくなると思うので触ってみませんか?」と妻が聞かれていたのが驚きでした。
また、お産時間が長引いていたため、会陰切開も行いました。
☆ 6月28日 7:23
「おぎゃ」という一言が聞こえたかと思ったら、ついに赤ちゃんのおでまし!
軽く綺麗にされてから、妻の胸の上へ。
10ヶ月経ってようやく対面する2人の姿を見て、胸にこみ上げるものがあり、本当に感動。「愛おしい」ってこういうことを言うんだなと。
ちなみに僕の第一印象は「ちっちゃい!髪ふさふさ!」でした。
お産としてはこれで終了したのですが、ここから会陰切開の後処置や、子宮に胎盤が残ってしまったことへの対処もあり、最終的な分娩時間は約9時間となりました。
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寝不足で書いたので至らぬ文章な可能性が高いですが、 振り返りはこちらで一旦終わります。
最後に一言、立ち会えてよかったです。
2人目以降も考えているので、将来に向けてというのもありますが、なにより妻の頑張る姿を見て、「女性は出産を通じて強くなる」というのを目の前で見られたからです。