女優のハ・ジウォンが作家として観客と会った。
17日、俳優でアーティストのハ・ジウォンの招待個展「ピンクのドローイング:共生の共生」と、
「アーティストとの出会い」がソウル中区のKGタワーギャラリーサンで開催されました。
この日は、約80人の来場者が集まり、ハ・ジウォンと彼女の絵画に会いました。
ハ・ジウォンは、
「20年以上、俳優としてたゆまぬ努力をしてきましたが、ある日、
『自分は何だろう?』と考えるようになりました。
今、自分が生きている世界について考えてみました。
生きるとはどういうことか、いろいろ考えました」
と、絵を描くようになった経緯を明かし、
「これまでの人生でたくさんのジェットコースターに乗ってきましたが、
そのプロセスを作品に落とし込むようになりました」
と語りました。
本展では、ハ・ジウォンの2024年の新作20点、
2021年から2023年にかけての20点を含む計40点の絵画を展示します。
ハ・ジウォンは絵を紹介し、
「世の中には良い日もあれば、呪いたい日もある。
私も同じです。
作品にはたくさんの感情が込められています」
ハ・ジウォンは、女優として生きてきた正直な思いや、さまざまなキャラクターを、
キャンバスに落とし込んだ。
今回の個展では、白雪姫、アリス、シンデレラ、ミッキーマウスなど、
さまざまなキャラクターに投影されたハ・ジウォンを見ることができます。
ハ・ジウォンは、
「作品の登場人物は私のペルソナです。
自分が考えてきたことをどう表現するかを考えていて、
自分を表現できるキャラクターが必要だった。
自分が考えていたことや、身の回りで見た現象を、キャラクターの姿を通して、
自由に表現することができました。
アリスの場合は、普遍的ではないアリスという姿を通して、
世界に向けてメッセージを伝えたかったのです」
ハ・ジウォンは、個人の人生を超えて、誰かの別の人生、
おそらく私たち全員が経験する混乱を、共存の観点から再定義します。
特に今回の個展では、誰かと共生する前の最も根源的な、
自分との共生についてのメッセージを発信しています。
ハ・ジウォンは、
「私は自分の物語に集中した。
自分自身について考えるところから始まり、家族や友人、社会で出会った人など、
自分の人間関係についても考えました。
コロナ禍で会えない中、様々なプラットフォームを通じて様々な人間関係を築いてきた。
この現象の中で自分と絡み合っているものを溶かしたかったのです」
この日はハ・ジウォンのボディドローイングイベントも開催されました。
30人の来場者を前に、ハ・ジウォンは作品の世界観をそのまま反映した、
クロッキー風の素早いドローイングを披露した。
最後に、ハ・ジウォンは、
「人生には本当の自分を出せない瞬間がある。軽く考えながら展示を見てみると、
より楽しめることでしょう。
この展覧会が癒しと刺激の両方になることを願っています。
来てくれてありがとう」
一方、本展では、ハ・ジウォンの作品があしらわれたパーカー2種類とスーツ1着などの、
アートグッズも展示されています。
2つのパーカーは「ミッキーの反乱」と「ペルソナ」をモチーフにしています。
本展における美術品や画材の販売収益の一部は、公益事業に寄付されます。
ハ・ジウォンの初個展「Pink Drawing: Coigistics Coexistence」が6月8日まで、
ギャラリーサンで開催されている。