「一つの映像を思い浮かべながら「ホープ」が始まりました。」
ナ・ホンジン監督は「コクソン」以後8年ぶりに演出する新作、
「ホープ」の始まりをこう紹介した。
「ホープ」ランチングを控えて、29日夕方自身のSNSに一枚の絵を上げて、
「ホープ」の本格的な出発を知らせた。
「ホープ」は孤立した港町ホポ港に正体を知ることができない、
外部の人が訪れながら起こる事を描いた映画だ。
村の郊外で未知の存在が目撃された後、その実体を捜索して、
村が破壊される危機に置かれ、住民が死闘を繰り広げる話だ。
ナ・ホンジン監督が「コクソン」以後初めて演出する作品で、
いつものSF映画とは箱を走るという話だ。
一行の説明で収められない多様で残酷で悲しい話が溶けている。
ナ・ホンジン監督は「ホープ」のニュースが世界に知られる30日に、
「2017年か2018年か1シーンが頭の中に描かれ、この話が始まった」
と紹介した。
「レストランでご飯を食べるのに突然奇妙なことが起こります。
明るい光で。
ところで、その奇妙なことが少しあり、テレビニュースで紹介されるんです。
その場面が頭の中に浮かび上がり、この話を構想し始めました。」
「ホープ」は昨年からファン・ジョンミンとチョ・インソンが搭乗することにし、
知っている映画界にニュースが伝わり始めた。
当初、米国でこの映画作業を構想したナ・ホンジン監督は様々な理由で、
「ホープ」プロジェクトを韓国ですることに決め、
その後国内屈指のメジャー投資配給会社と意見を交換した。
業界では「ホープ」が3部作で総1000億ウォンを超える製作費が、
投入されるという言葉も浮かんだ。
実際「ホープ」1編制作費は、歴代韓国映画最高制作費が投入された、
チェ・ドンフン監督の「外界+人」1部より多い見通しだ。
ナ・ホンジン監督は、具体的な製作費は公開できないにも関わらず、
「三部作になることもあれば、さらに拡大することもあるようだ」
と話し、彼は、
「もともとはすべての話を片側に入れるつもりだった。
ところで、そのようにすべての話を片側に入れてみると、
シーンだけリストされているようだ」
と説明した。
「だから物語をもう少し細かく整えて展開してみると、三部作で構想されたのですが、
だからといって三部作で決まったわけではありません。
各物語ごとにディテールに頭の中の構想をまとめてみると、物語がさらに広がり、
さらに広がることもあると思います。
まだ1編以外はシナリオを書いたわけではありません。
1編がうまくいくでしょう(笑)」
「ホープ」プロジェクトが何本になるかは不明だが、ナ・ホンジン監督は、
「シリーズ物ではなく映画で作る」
と確言した。
韓国だけでなく、世界中でシネマの危機が取り上げられ、OTTシリーズの物が、
代案として浮上する現実だが、彼は「ホープ」を映画で、シネマで、披露するという計画だ。
「ホープ」には「エックスマン」シリーズで韓国によく知られたハリウッド俳優、
マイケル・パスベンダーとオスカー受賞者であるアリシア・ビカンデル夫婦が出演する。
二人の俳優が同じ映画に出演するのは「波が通り過ぎた席」に続き、
「ホープ」が2番目だ。
二人はナホンジン監督の映画に深い印象を受け、「ホフ」に共にすることにした。
二人は「ホープ」に夫婦役として出演する。
ナ・ホンジン監督は、マイケル・パスベンダー、アリシア・ビカンデル出演のために、
これまで多くのボールを入れてきた。
ナ・ホンジン監督の米国エージェンシーUTAがマイケル・パスベンダー夫婦の連結に、
一助したと伝えられた。
ナ・ホンジン監督は、
「マイケル・パスベンダー、アリシア・ビカンデルと本当に一緒に作業をしたかった。
ある特定の作品を見て二人のファンになったというよりは、
これまで多くの作品で自然にファンになった」
と話した。
「ホープ」にはナ・ホンジン監督と「コクソン」でイルグァン役で呼吸を合わせた、
ファン・ジョンミンが早くから出演を決定した。
彼は企画初期からナ・ホンジン監督の提案を受け、快く出演を決心したという裏話だ。
チョ・インソンもキャスティング初期に提案を受けて「ホープ」乗船をすぐに決定した。
チョン・ホヨンは「イカゲーム」以後、ハリウッド日程で忙しい渦中に、
ナ・ホンジン監督の提案を受けて「ホフ」合流をまとめた。
チョン・ホヨンが韓国映画に出演するのは「ホープ」が初めてだ。
彼は「イカゲーム」以後、アルフォンソ・クアロン監督の、
アップルTV+「ディスクレーマー」を撮り、ジョー・タルボート監督の「ザ・ガバニス」に、
出演するなど、ハリウッドで活発な活動を繰り広げている。
チョン・ホヨンは一定調整で「ホープ」を撮って「ザ・ガバニス」に入る予定だ。
ナ・ホンジン監督は、
「素晴らしい俳優たちのようにできるようになって心から感謝する。
健康に安全に映画撮影をする計画」
と話した。
「ホープ」は今年下半期から韓国の地方各所と海外で撮影が行われる予定だ。
ナ・ホンジン監督は「コクソン」で手足を合わせた、
韓国映画撮影の巨匠ホン・ギョンピョ撮影監督と「ホフ」で再び呼吸を合わせる。
ナ・ホンジン監督はホン・ギョンピョ撮影監督が最近、
ウ・ミンホ監督の「ハルビン」の、撮影を終えたばかりだ。
ナ・ホンジン監督とホン・ギョンピョ撮影監督の相乗効果は「コクソン」で、
すでに立証された為、今回の「ホープ」映像に対する期待が、
さらに大きくなる地点でもある。
ナ監督は、
「国内に候補地がいくつかあり、近いうちに海外に出国する。
ホン撮影監督とよく相談した後、最終決定する」
と明らかにした。
ナ・ホンジン監督は自身のSNSに載せたエイリアンを連想させる絵を、
食堂で奇妙なことが起きる映像を頭に浮かんだ後すぐ描き始めたものと紹介した。
そう頭の中の映像は絵で、再びシナリオで作られ、もう映画制作を鼻の前に置いた。
果たして彼が描く希望がどんなものなのか、
「ホープ」プロジェクトはもうアンカーを上げた。