なぜ'首脳会談'でなく'カン・チョルピ2'なのか。


今年の夏の劇場街出場を知らせた映画'カン・チョルピ2:首脳会談'はタイトルから、

気がかりなことを呼ぶ。

口にぴったりつく題名なのに加え広く知られていたりもした、

'首脳会談'を副題で抜いて、'カン・チョルピ2'を先に前に出した。

 

'カン・チョルピ2:首脳会談'はデビュー作'弁護人'(2013)で1000万人の観客を集めた、

ヤン・ウソク監督が'カン・チョルピ'(2017)に続きリリースする南北の話だ。

いよいよ南北米首脳会談が成し遂げるが、この渦中に北朝鮮クーデターで、

三首脳が北朝鮮核潜水艦に拉致されて目の前に見えるようだった、

韓半島平和が戦争危機の一触即発状況になる。

 

3年前'カン・チョルピ'という北朝鮮でクーデターが発生して致命傷を受けた、

北朝鮮1号が精鋭要員と韓国にきて広がる話であった。

 'カン・チョルピ2'は監督が同じで南北関係を正面で扱って'カン・チョルピ'主演、

チョン・ウソン、クァク・トウォンが再び出演するが、

'カン・チョルピ' 1編以後の話ではない。

タイトルを共有するだけ別個の話のようにも見える。

配給会社も違う。

 

さらに'カン・チョルピ'で北朝鮮要員として死を迎えたチョン・ウソンは、

'カン・チョルピ2'で大韓民国の大統領になって、韓国外交安保首席として、

政権交替をむかえたクァク・トウォンは北朝鮮クーデターの張本人になってまた会う。

'カン・チョルピ2'ではユ・ヨンソクが北朝鮮1号で加勢したが、

一度も顔を見せなかった'カン・チョルピ'中北朝鮮1号とはある目にも他の人だ。

 

 

それでもこの映画は'カン・チョルピ'と別個である'首脳会談'でなく、

'カン・チョルピ2:首脳会談'で観客と会う。

当初'カン・チョルピ2'で企画されて作られたし、ヤン・ウソク監督が'スチールレーン'、

'カン・チョルピ:スチールレーン'に続き直接連載中のウェプトーン、

'首脳会談:スチールレーン3'と共に'スチールレーン ユニバース'中にある。


'スチールレーン ユニバース'の話題は地球唯一の分断国家韓半島の'平和'だ。

韓国と北朝鮮は勿論、アメリカと中国、日本など強大国まで注目している、

韓半島の現実を置いて仮想の状況を加えてどのように、

平和に向かって行くことができるかを話す。

'カン・チョルピ2'は平和に向かって'カン・チョルピ'とは違った方向と、

方法を模索するわけだ。

 

ヤン・ウソク監督は'カン・チョルピ'と'カン・チョルピ2'を置いて、

"相互補完的続編"という説明を出したことがある。

"一種の平行世界であることを明確に認知しておもしろい商業映画で楽しんでほしい"

とお願いすることもした。

 二つの映画が共有するのは事件の連続性でなく南北状況に対する、

認識と問題意識だ。

 

'カン・チョルピ'と'カン・チョルピ2'で同じ俳優が南と北国籍を変えて全く違う、

キャラクターを演技するようにしたのは重要なポイント。

北朝鮮の人を演技した俳優、韓国の人で、韓国の人を演技した俳優は、

北朝鮮の人に変えた戦略的キャスティングには'南北問題は、

南と北だけの問題でなくて南北が変わっても二つの決断だけで、

韓半島問題を解決できない'という認識が敷かれた。

 

反面'カン・チョルピ'に出演した外国人キャラクターは大挙'カン・チョルピ2'にも、

あなたで出て来て映画見る面白みを増す展望だ。

見真似良い映画ファンは最近公開された'カン・チョルピ2'初めての予告篇だけで、

'カン・チョルピ'でCIA韓国支部長ジョアン・マーティン役を担ったクリスティーンは、

このような役にキャスティングされたことを調べてみてうれしがることもした。

 

この他に三編のウェープトーンと'カン・チョルピ'、'カン・チョルピ2'に続く、

二つの映画全部北朝鮮のクーデター状況を仮定しているという点は、

興味深い共通点だ。

 

 

現実の南北関係に緊張がより増して'カン・チョルピ2:首脳会談'もまた、

さらに注目されている。

偶然にも'カン・チョルピ' 1編が封切りした2017年末にも'核'を云々する程、

南北が対立していたし、'カン・チョルピ'という445万人の観客を集めて、

興行に成功した。

2020年の夏、韓国だと可能な分断映画'カン・チョルピ2:首脳会談'が、

観客にどのように近付くのか気になってくる大きな課題だ。