昨日5月17日、ケイズシネマでキム・ギドク監督の「STOP」を見に行きましたら、

終了後に舞台挨拶がありました。
主演俳優の中江翼さんと女優でありプロデューサーの合アレンさん、

同じく女優でプロデューサーでもある高木悠衣さんが登壇。
(バンバン写真を撮って宣伝して欲しいとの事。)

 

 

監督は韓国語で、日本人俳優は日本語なので台本も各自自国語で、

書かれてありましたのでなかなか意思の疎通が難しくて英語を使ったりしました。

ですのでカットするシーンなども台本を突き合わせて確認するのが大変でした。

 

 

全てが大変でした。

私の登場するシーンは福島という設定になっていますが、

実はいろいろな規制で福島では撮影できませんでした。

ですから福島では1度も撮影していません。

 

 

この作品は韓国では既に公開されたがその時に舞台挨拶をしに韓国に行きました。

その際に質問を受けたのですがどこに行っても、”日本は大丈夫なのか?”

といったことばかり質問されて何か温度差が凄くあるような感じでした。

被爆についてや放射能に対しては余りぴんと来ないようでした。

 

 

地震後すぐに台本を書いたという監督ですが、流石にその時に撮影したら、

ヒンシュクを買うあろうと思い3年間懐で温めていたそうですが、
韓国の周りのスタッフにも内緒で日本で撮影した作品です。
監督の主旨に賛同した俳優が出演しました。

監督がお金はいらないからその分を熊本や福島に寄付して欲しいという、

要望が有ったとの事です。