メッシーナのドゥオモです。
手前にある噴水はオリオンの噴水です。
1551年4年間かけて作られたこの噴水は、
ジョバンニ・ヴァンネッロ・モントルソリとドメニコ・ヴァンネッロの作品です。
中心に立っているのがオリオンの像。
後ろにある鐘楼は正午12時になると仕掛け時計が音楽と共に動き出します。
時間前なのでドゥオモの中に入ります。
ノルマン時代の教会でルッジェーロ2世によって作られました。
ですが1908年の大地震によって崩壊、殆どが壊れ去って仕舞いました。
1919年から再建工事作業が始まったのですが、
再び第二次世界大戦で爆撃を受けました。
バロック様式の祭壇です。
見逃せないのがヨーロッパで1,2位を争う大きさのパイプオルガンです。
音の響きも関連しますが、ここのオルガンで演奏され、
収録されたクラッシックのCDが発売されています。
木のあざやかな天井と光り輝くモザイクの装飾が印象的です。
両側の通路には12使徒の像が飾られています。
鐘楼のからくり時計は世界一大きいといわれています。
12時と同時にライオンの雄叫びと共に動き出します。
ライオンはメッシーナのシンボルです。
その後下にある鳥の像が動き出し、
シューベルトが作曲した「アベマリア」の音楽が流れ出します。
一番下にあるミニメリーゴーランドは日によって違う動物とローマ神話の神がいます。
本日水曜日は豹に引かれた荷馬車と商売の神マーキュリーでした。
鐘楼(9~13時、15~18時入場)、料金がかかります。
大聖堂の入口には細かい装飾で飾られています。
見入ってしまうくらい美しかった^0^。