この民族村ではここのガイドが案内します。
済州島は石と風と女性が強くて働き者といいます。
その為に嫁はお姑さんにいびられ、自分が姑になったら、
今度は嫁をいびるのが生きがいなのだそうです^^。
韓国では母をオモニと言いますが、日本語で表現するなら重荷(オモニ)。
中々女性は長生きなので嫁はずっと頭を垂れて、
生きて行かなければならないのだそうです。
中々日本語の達者なガイドさんでした。
昔のトイレ。
ここで用を足して、その物を下で育てている黒豚が餌として食べるとの事。
その食べている黒豚・・・。
勿論、今ではトイレとしては使われていませんが。
現在数十家族が住んでいるそうです。
税金の減税や国から補助金が出るという事で生活しているのだそうですが、
中々不便のようです。
ですから子供は若者になってここから出て行ってしまうので、
現在は老人ばかりが住んでいるのだそうです。
実際にお家を覗いてみるとこんな感じのお家でした。
右手の奥の扉の向こうには便器が見えます。
こういった観光客が来ている昼間は近くの集会所に集められて、
そこで遊んでいるとの事です^^。
台所。
こちらで食事を作ります。
左手に釜戸みたいのがありますね。
石臼です。
馬をつないでこの周りを回って粉を挽くそうです。
先頭にメスの馬をつないで、後ろにオスの馬をつないで挽くとのこと。
後ろのオスは目の前にいるメスのお尻を追っかけるので・・・。
8年くらい蜂蜜と漬けてある五味茶。
壷に入れているのですがトロトロの液体になってます。
この後は自由に見学になりますが、この五味茶を味見したくて、
販売コーナーに立ち寄りました。
普段なら有り得ませんが(笑)。
蜂蜜の入ったオミジャ(五味茶)です。
やっぱり1瓶3000円もするので美味しかったです。
つい買ってしまった(笑)。
冬蟲夏草の丸薬。
最近癌病に聞くという事で現在韓国で研究が行われているそうです。
日本の渡辺謙さんが定期的に買いに来るとか話していましたが。
こういったものは国が管理しているのだそうですが、
民族村のみ販売できるのだそうです。
馬の骨で作られた丸薬。
健康に良いと言うことでやっぱり骨粗しょう症などの予防で、
カルシウムを多く取ることが出来るのだそうです。
今、日本のNHKで「馬医」というドラマが放送されていますが、
韓国では馬は政府が所有しているのだそうです。
という事で馬主と言うのが現在存在していないと言う事ですね。
戦前にうちの父親が韓国の馬山に住んでいて日本人が持っていた牧場を、
雇われて管理していた事がありましたがそれも統治下でのお話。
意外な話でけっこうびっくりしました。