復古熱風を乗って思い出の名作が劇場で再上映されながら、
観客の郷愁を刺激している。
現在の上映されている映画らと比較するとしばらく少ない数だが、
かなり多くの観客がスクリーンを通じて過去の思い出を思い出させている。
今年劇場で再封切りされた映画だけにしても'レオン'、'ラブレター'、
'ニューシネマパラダイス'、'8月のクリスマス'などジャンル、国籍、
封切り年など多様だ。
公開されて10年がふわりと越えた'レオン'でも'シネマパラダイス'などは、
今年の初め劇場で再び上映されて5万人余りの観客呼び集めた。
去る1998年封切りした'8月のクリスマス'は去る6日から再封切りされて、
10日ぶりに1万人を越える観客らと会った。
このように映画再封切りが活発になったことは技術発展の功労が大きい。
'ニモを探して'のような人気アニメーションや1990年代大きな愛を受けた、
'ジュラシックパーク'などブロックバスター映画は3D技術で再上映された。
現在再び劇場にかかった映画はデジタル技術で画質と声をたくさん補完した。
すでにケーブルTV映画チャネル等を通して数えきれない程居間で見ることが、
できた作品をあえてさらに高いお金を与えて劇場で見るには他の理由がある。 思い出と郷愁、二種類のためだ。
去る12日午後5時頃取材陣がソウル江南区(カンナムグ)、
三成洞(サムソンドン)メガボックス コエクス劇場を訪れた。
'8月のクリスマス'再封切り館であるメガボックス コエックス店には、
多くはないけれど、映画を楽しもうとする観客が幾人もいた。
'8月のクリスマス'を見た40代夫婦は、
"以前の記憶が次から次へと浮び上がる。
当時にも大きな感動を感じたが歳月が流れても相変わらずだ"
と所感を話した。
映画と縁が深いカップルも会ってみることができた。
30代半ばのチェ・ヨンホ-イ・ジウォン氏夫婦は、
"つきあう前'8月のクリスマス'を見てデートしたし以後恋人に発展した。
今は結婚して良く暮らしているとなぜかこの映画が私たち夫婦を、
繋いてくれたようだ"
と明らかにした。
新しく公開された映画を見て初めて上映される時感じられなかった感情を、
感じたりもする。
映画を勉強するという20代始めの大学生キム・ジュング氏は、
"幼かった時ご両親の手に引きずられてみて、
TVで見る時はよく分からなかった。
今また見ると映画の中の感情をどの程度理解するようだし、感動もより大きい"
と話した。
他の若い女性観客も、
"悲しいが美しい話と映像美などが印象に残ったのにスクリーンでまた見ると、
のがした部分を繊細に見ることができたようだ"
と話した。
この日午後4時からメガボックス コエックスで3回上映される間、
'8月のクリスマス'を見た数は100人余った。
午後8時30分に始まった回で60人余りを越える観客が集まった。
同日'トール2:ダーク ワールド'、'結婚前夜'などを観覧した観客数には、
非常に足りなかったが、これらすべて各自の大切な思い出を戻すことができた。
このように思い出を思い出させて劇場を探す観客を狙って一部劇場では、
再封切りした作品のスチールカットと小道具を展示するブースを、
設置して目を引いた。
メガボックス コエックスにも'8月のクリスマス'写真展を始めて、
観客の足をたてた。
この写真展には主演俳優ハン・ソッキュとシム・ウナがバイクに乗っている、
看板と作品の背景になる草原写真館の写真などが展示されている。
復古風に乗って始まった映画再封切りは今後も続く展望だ。
メガボックスは'ハッピーエンド'、'春の日は行く'、'接続'、'クラシック'などを、
連続上映する企画展を準備していて1990年代傑作アクション映画と、
指折り数えられる'ターミネーター2'も14日から再封切りを始めた。
また、2004年第57回カンヌ映画祭で審査委員大賞を受けた、
パク・チャンウク監督の'オールドボーイ'も10年ぶりに来る21日から、
再び上映されるなど多くの映画が思い出を思い出させる映画ファンたちと、
会うことを待っている。