2013.11.6公開
113分
パク・ホンス監督
チェ・スンヒョン、ハン・イェリ主演
‘同窓生’は数奇な運命に置かれた南派工作員の話だ。
最近どんどん増えたスパイ映画がなじむがビッグバンTOP(チェ・スンヒョン)が、
演技すればその味が違う。
彼は少年と男、南と北その境界に置かれた、‘技術者’で南へ派遣された、
男の役を担った。
汚名で亡くなったお父さん、一人しかいない妹ヘイン(キム・ユジョン)のために、
殺人兵器を自任したが任務が侮れない。
珍しい。
明らかに成人男の顔とからだなのに少年の目つきだ。
大きくてきれいな目に涙が固まるとすぐに見る人の心も痛くてくる。
映画‘同窓生’(監督パク・ホンス・製作ザ・ランプ)のチェ・スンヒョンが、
そうである。
彼の葛藤は目つき演技で目立っている。
彼は話より行動で話す人物だ。
彼は休むことなく派手で精巧なアクションをリリースする。
TOPが唯一光る瞬間は彼が留まっている時だ。
しばらく一息入れる彼は怪物になった自身を見て回って、
人間的な関係を結んだ彼らを離れて送って痛く感じる。
全部絶え間ない努力の結果だ。
TOPはキャラクターそれ自体になるために孤独な戦いを選んだ。
言論試写および記者懇談会で、
“1年という時間の間仕事がない時は外部との接触をしないようにした”
と明らかにした。
おかげで孤独と優秀に蹴った目つきが作られたわけだ。
もちろん始終一貫重い作品ではない。
序盤学校シーンはとても愉快だ。
転校生の学校生活は多事多難だ。
平凡に過ごそうとするがそうなることができない状況は笑いをかもし出す。
妹と同じ名前を持った友人ヘイン(ハン・イェリ)と、
友情を積み上げる過程も興味深い。
残念な点はわずか4ヶ月前公開された‘隠密に偉大に’との比較を、
避けることができないということだ。
血縁のために苦難の道を選んだ‘美男’スパイと彼を追う正しい、
国家情報院要員、強い信念を持った北朝鮮軍人などいくつかの設定と、
展開で‘隠密に偉大に’と‘同窓生’は似ていた。
しかも同じ投資配給会社という点は目を引く。
それなら‘同窓生’は題名そのまま差別化を与えなければならなかった。
同窓生、すなわち男と友人ヘインの話だ。
彼のように孤独な人であるヘインは彼が韓国で結ぶ最初の人間的な関係だ。
愛も友情でもない彼らのきずなは説得力あるがそれ以上もその以下でもない。
少なくとも‘セーミ’(男女主人公の付き合い)においては‘隠密に偉大に’の、
プロメンス キム・スヒョン-イ・ヒョヌより惜しい。
‘同窓生’の妙味は俳優に成長するTOPを見る面白味だ。
彼は明らかに一指尺育った。
秀麗なアクションと内面演技を消化してキャラクターに自然に溶けて入る。
次の作品まで期待するようにさせる成長の勢いだ。
万感が交差する目つきで、
“私になぜそうしました”
と話す彼にはメローの可能性まで読まれる。
TOPのための、TOPによる‘同窓生’ならどうか。
あなたには充分だ。