映画俳優ハ・ジョンウ(35)が自身が主演した諜報アクション ブロックバスター、

‘ベルリン’(監督リュ・スンワン)にカメオ出演した、

‘犯罪との戦争:悪いやつら全盛時代’(2012)の、

演出者ユン・ジョンビン(34)監督を酷評した。

最近ソウル、三清洞(サムチョンドン)で会ったチェ・ジョンウに、

“劇中ユン・ジョンビン監督の演技力を評価してほしい”

といういたずら混ざった質問を投げた。

ユン監督は‘ベルリン’で劇序盤ドイツベルリン駐在国家情報院要員である、

‘チョン・ジンス’(ハン・ソッキュ)の後輩である現場分析要員で登場して、

ハ・ジョンウが演技した北朝鮮スパイ‘ピョ・ジョンロク’を追跡する。

チョン・ジンスがついにピョ・ジョンロクをのがすと、

すぐにヘッドセットを投げ捨てて惜しむリアルな演技も広げた。

ハ・ジョンウはいつものように考えていたが、

“ユン・ジョンビン、演技力自体は悪くないが、

キャラクターが合わなかったようです”

と言い切った。

“ユン・ジョンビンはまぬけでバカな役割がよく合うのに、

今回はとても知識人でした。

だからユン・ジョンビンを知っている人は皆コメディというんです”

と引き降ろすこともした。

ハ・ジョンウは、

“今回の‘ベルリン’の艦艇であり失敗、2%不足したことは、

ユン・ジョンビンをキャスティングしたことでした”

と繰り返し強調した。

笑い期を含んだ顔を見れば明確に冗談だが、特有の信頼感をあたえる声で、

聞いて見たら本当の話のように見なされるほどであった。


冗談半分真実半分は続いた。

“それではリュ・スンワン監督はなぜユン監督をキャスティングしたのか”

と尋ねるとすぐに、

“安いからでしょう、親しくて。

多分安値の出演、ないしは出演料を受けられなかったでしょう。

いや、かえって出演させたことにユン・ジョンビンが、

有り難く思わなければなりません”

と冗談を言った。

ハ・ジョンウが、

“今回の出演でユン・ジョンビンが俳優は大変に演技するということを、

分かったら良いでしょうね”

と話す時そばで、

“ユン監督は今まで演出した作品にしばしば出演した。

‘赦されざる者’に助演、‘犯罪との戦争’には序盤に記者に出てきた”

と手伝うとすぐにハ・ジョンウは、

“そのように見れば監督が俳優にロマンや幻想があるようです”

として大きく笑った。

ハ・ジョンウがこのようにユン監督に対してろ過なしで毒舌を飛ばしたが、

二人の友愛は実の兄弟に劣らない。

中央(チュンアン)大演劇映画科先後輩の間である彼らは、

第59回カンヌ国際映画祭‘注目するほどの視線’部門に招請された、

‘許されざる者’(2005)を始め評壇の好評を聞いた‘ビスティーボーイズ’(2008)、470万人観客を集めた‘犯罪との戦争’等で主演俳優と演出者で、

呼吸を合わせた。

ハ・ジョンウの初めての史劇でカン・ドンウォン(32)と公演する‘群島’も、

やはりユン監督の次期作だ。

ハ・ジョンウはこの作品で知能が多少落ちる賎民‘石無恥’を引き受けて、

出世欲に燃える庶出‘チョ・ユン’(カン・ドンウォン)と対立する。

4月クランクインする。

‘ベルリン’インタビュー席でもハ・ジョンウは‘群島’関連の話が出てくると、

すぐにA型らしい親切さとキメ細かさでストーリーとキャラクターを、

詳細に説明した。

中間中間の説明で、

“重くなくてコミカルな本当おもしろい作品になるんです”

という言葉でユン監督の次期作に対して期待感と興味を培って、

力をのせるのも忘れなかった。