kazumiのミーハーワールド!


週末「君はペット」を見て来ました。

客席は・・・思ったよりも埋まっていなかったです。

半分弱?位だったかな。

TVで報道されている状況よりちょっと温度差を感じました。


ところでこの作品って映画にしなくてはいけなかったんでしょうか?

原作がある映画だから、しょうがないと言われれば仕方ないんですけど、

スクリーンにしなければならないシーンはどこ?

私が残っている中では最後の方の歌って踊るミュージカルのシーンくらいで、

後はTVサイズのドラマでも充分だった。

映画の一部のシーンだけを切り取ってみるならば、

コメディですのでくすっと笑えるシーンはいくつもありました。

ですが映画という大画面で魅せるシーンが無かったというのはかなり残念。


内容は嫌味が無くていいのですが、反目する後輩の女の子も役的に中途半端。

笑いだけで物語を牽引しようとしているだけと思ってしまいます。

内容はどうであろうと女子に共感を持てるキャラクターで、

そして感動を与えるシーンも無いとやっぱり・・・。

例えば大ヒットした「猟奇的な彼女」などのラブコメは、

同じように笑えるシーンが多いのですが、

最後は切なくて観客を泣かせるラブストーリーになっていますよね。

4人の女子会でその辺を強調していた部分は、

30代女性の共感をあおっていると言う事は判ります。

特にキム・ハヌルの演技が良かったですね。

勿論、童話的な要素を持った作品ですのでリアルに演技をする必要は、

余りありません。

バランスが難しい役だったと思います。

アニメがたくさん動いている映画なので、特に韓国映画っぽいし。


韓国で言われていたように、チャン・グンソク劇場でした。

確かに見ると、チャン・グンソクは可愛い。

歌うし、踊るし、愛嬌たっぷりの表情ですので、

ファンにはきっとたまらない映画ではありましょう。

等身大の役をやろうと思ったチャン・グンソクですが、

どちらかと言えば年上のお姉さまファンにステキな夢を見させる事を、

目的とした作品作りでしょうか。
そう考えるならば軽く見るには何の問題も無い映画になっています。

まだ私的には「赤ちゃんと僕」の方がストーリー的には面白かったと思います。

ストーリーを取るか、チャン・グンソクを取るかで見方が変わってくる映画でした。


でも、残念ながらチャン・グンソクの人気が・・・な韓国では、

このような作品はやっぱり難しいでしょうね。

ヒットしなかったのも仕方ないかな・・・。

日本では動く写真集?を見るようにDVDが発売されたらきっと売れるだろうなと。

別にファンを敵に廻すつもりはありません・・・です。