昨日、ホークスがヤクルト相手に”V2”を達成した。

正直、戦力差が出たシリーズやったと思う。

ホークスもミスや隙はあったと思うけど、それを選手の能力や、選手の層でカバーした感じがした。

ヤクルトにはもう少し頑張ってほしかったけど、精一杯やった結果やから、これはしょうがないと思う。

ヤクルトは来シーズンが大事になってくるやろね。

今シーズンのリーグ優勝、そして日本シリーズでの悔しい敗退を、来シーズン、どう活かしていけるか?

外から見てる者として、来シーズンのヤクルトを楽しみにしたい気持ちでいる。



今シーズンもホークスは強かった!

リーグ戦でも、他のパ・リーグのチームとは、頭一つも二つも抜けてた。

選手能力や、選手層が違ったかな。

でも、もう少し他のパ・リーグ5球団もしっかりしてほしい気持ちは、プロ野球OBとして感じてしまう。


ホークスも、確かに選手能力や層は厚いけど、失敗の多いスポーツでもある野球で、その”失敗”を、工藤監督が「利用」したようにも感じた。

どれだけ選手の能力があっても、それを活かす事が難しい部分はあると思う。

層が厚いと言われるけど、レギュラー選手だけで戦えるほど、シーズンを勝ち抜く事は簡単ではない。

選手の能力を最大限に発揮させる。
その中で層を厚くする為に競争をあおる。

選手の能力を最大限に発揮させる為に、工藤監督は就任当時から「選手のコンディション」の事を言われていた。
ケガをされる事が一番の戦力ダウン。
その為に、常に選手のコンディションを気に掛けていた印象がある。

そして、ホークスは層が厚いと言われる事に関しては…。
自分もホークスの層は厚いと感じてる。

その要因に、主力やレギュラークラスではない選手に対して、”失敗”を恐れさせない環境を作られた事が大きいのかなと感じた。

失敗をしてもチャンスを与える。

失敗をしても、そこで失敗の原因を考え、その考えた事を発表するチャンスを与える。
それでも結果に結びつかなくても、そこまでのプロセスであったり、トライした事をしっかり工藤監督は見てる。
監督にしっかり見てもらってる事を選手が感じる事で、見てもらってる…気に掛けてもらってると選手が思い、その選手はまた頑張る…。

何か、こんなサイクルがチームないにあった事で、それが良い結果に出る事が多かった事もあり、他チームから「ホークスは層が厚い」と感じさせる要因でもあるのかなと思う。

それが今回の日本シリーズにも多く出てた感じがした。



それと後は、ホークスに関しては、

「伝統」と「継承」って言葉が、今は12球団で一番あるチーム、球団かなと思う。

今のホークスの強さはやっぱり、秋山前監督が作られた部分もあるし、その前任の王会長が強いホークスを作られた歴史がある。

それぞれの時代の中で、チームの柱になる選手を作られ、そして意識付けさせた監督達。

それを、「伝統」として残しながら、それぞれの監督が「継承」して行きながら、そこにご自身の色を混ぜられてる感じが、今のホークスなのかなと思う。

ソフトバンクとしての歴史はまだ浅いけど、ホークスとしての歴史、そして強いチームとしての歴史や伝統・継承といったところは、21世紀に入ってからは、12球団でトップを走ってると感じる。


日本一になったからとは言え、全く隙がないかと言えば、そうではないと思う。

プロフェッショナルは、勝つ為には休む事は許されないと思う。

日本一から一夜明けた今日から、すでに来シーズンは始まってる。

日本シリーズに関係のない他の10球団はすでに、来シーズンへ向けたスタートを切ってる。

優勝する事、日本一になる事が使命で、当たり前の中にいるホークス。

この先も、その”使命”の中で”当たり前”の様に、この時期にシーズンを振り返れるチームでいてほしいと思う。

「伝統」「継承」=「常勝」

今のホークスには、12球団で一番似合う言葉やね!


ソフトバンクホークスの関係各位の皆様、この度は本当に日本一、そしてV2、おめでとうございます。

そして、残念ながら負けてしまいましたが、東京ヤクルトスワローズの関係各位の皆様、今年のプロ野球を数多く盛り上げて頂き、ありがとうございました。
今年の嬉しい思いや、悔しい思いを、来シーズンぶつけている姿を、プロ野球OBとして、楽しみにしています。

両チームの関係各位の皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、その他の10球団の関係各位の皆様、2015年シーズン本当にお疲れ様でした。

また2016年シーズンは、今年以上に熱い戦いを今から楽しみにしてます。



プロ野球ファンの皆様、今シーズンも多くの声援ありがとうございました。
これからも皆様の力で、プロ野球を盛り上げてほしいと願っています。

本当にありがとうございました。
来シーズンも楽しみにしていてください。
今シーズンも本当にお疲れ様でした。




さぁ~これから俺はゴルフ三昧(笑)!



ほな、また……。