夕方、稽古場に戻ると・・・
計算通り一幕が終わり、みんな休憩中。
「ただいま~!」
私が戻って来る事を知らなかったユウヒくん、目をパチパチ・・・
「先生の幻かと思った!ビックリした!」
宝塚の振り付けの際には、私は自分の担当場面の固め稽古が済めば、舞台稽古まで宝塚には行かないし、行けない。
しかし、東京での振り付けの仕事では極力、稽古場に通う事にしている。
本来望ましい稽古のあり方。
キャストにもスタッフにも極力NGが無く、演出スタッフ、音楽スタッフ、振付スタッフ、衣装スタッフ、舞台スタッフ、そして制作スタッフが揃って居た方がいい。
用が無い事など無いのだし、居れば居るだけ、やれる事があるし、やるべき事が見つかるモンである。
極力、クラスを潰さずに振り付けの現場にも通う。
やるべき事がある場所、私を待っててくれる人、出来うる限り両立しなくてはバチが当たる!
確かにシンドイ部分はあるが、シンドイ思いをしただけのものは必ず手に入る。
好きな事で有意義な時間を過ごせるならば、こんな贅沢は他にあるまい。
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