本編では、帰国問題に悩む若かりし日の私。
帰らねばならないと分かっていながらも、帰国の日取りを決められないまま、ウダウダし始めている。
さて・・・
ダニエルのショーを観に、ニューヨークにやって来た母である。
初公開!
私の母!
街中に居たサンタさんと一緒にパチリ!
母はアケミのお姉さんと、ツアーに入ってニューヨークに来た。
ツアーのオプショナルスケジュールの合間を縫って、私は母をアチラコチラと連れ歩いた。
アップタウンのSTEPSスタジオから、マンハッタンの切っ先にあるサウスストリート シーポート、ダウンタウンやソーホー・・・と、自分が気に入っているエリアを隈なく案内して歩いた。
私は連日、綿密にその日母を連れ歩くルートを計画し、短時間で出来る限り、色んな場所、色んな風景を見せて歩いた事を思い出す。
これは、ダウンタウンにあるカフェ・フィガロ・・・かなぁ・・・?
この頃の私は、既に金に困っていなかったので、この日の為に貯めていた金を使って、母に思う存分、マンハッタンの街を満喫して貰おうと奮闘したのである。
これは、キャンディーで出来たツリーかな?
そもそも、私が芸事の道に進む事をあまり快く思っていなかった母であるが、
この時を境に、私がこの世界に生きる事について、観念したのかも知れない。
「小さい頃から、一度言い出したら聞かない子だったから・・・。」
母がポツリとこぼす。
思えば・・・
この時の母は・・・・
現在の私と同い年(*^。^*)
いやはや・・・・なんとも・・・
この時の私は、よもや・・・・
母と同い年になった時に、この時の事を、こうして思い出話として皆さんに語る事になるなどとは、夢にも考えていなかった(笑)!
そして、思うに・・・・
私の様な息子を育てるのは・・・
一筋縄ではいかない苦労もあったのではあるまいか(^_^;)
当時の母と同じ年齢になった今・・・
この当時の私の様な息子を育てる自信など・・・・
私には・・・・
無い(苦笑)!!