そして
ある時に身体に違和感を感じる
ことになる。
それを感じたのは
小学校4年生。
身体が決して強くなかった
高熱ばかり。
ひきつけはよく起こし
流行病はかならず
持って帰ってくる子供でした。
手のかかる子だったでしょう。
小学校二年生の時…
高熱が出て…
救急病院へ
結果
ウィルス性髄膜炎になる。
上半身の菌が頭へ。
身体中管だらけになり…
背骨へ注射。
そして
飲み物も飲ませてくれない。
お口を濡らすだけ。
なんでー?
なんで飲めないのー?
そればかり
言ってた気がする。
後から母に聞くと…
医師に
お母さん
脳へと菌がまわっている為
言語障害
もしくは
知能障害
最悪の場合…
…
…
覚悟しておいてください。
と。
弟を亡くして、
次は和真までも…
って当時は
思ったらしいです。
けど、
奇跡的に
なにも後遺症なく
一命を取り留め
普通に生活できるようになりました。
しかし…
小学校4〜5年性の頃
に
身体の異変が…
聴こえにくい
音がある。
そういって
耳鼻科へ。
そうすると
医師に…
こう告げられた。
あなたは
【難聴】です。
聴こえにくい音があるよね。と…
そう。
実は
鼻の穴が生まれつき
小さく、
そして
耳も少し
聴こえにくい体質だったのだ。
当たり前だと思っていたが
聴こえにくい音があるが、
それはみんなもそうだと思っていた。
何回も聞き返すことに
違和感を感じた母親。
そして周りに
何度も聞き返すことにより
お前は話聞かんやっちゃなー
ちゃんと聞いてんの!?
そう言われることにストレスを感じ、
聞こえているように接したり、
相槌を打つようになっていて
それが普通になっていた。
それが
人とは違うと
この時に
わかった時だった。
そして
インストラクターの
仕事にも慣れ、
たくさん仕事を
いただき、
順調に歩んでいた…
そんな時…
またしても
違和感が。。
そう。
音が二重に聴こえたり、
こもって聴こえたり、
するようになった。
仕事に支障がでる。
そう思い、
難聴がひどくなったのか…
そう思った。
病院に行くと…
医師に
かずまくん
右と左の聴こえてる音違うよね?
右耳は鼓膜が中に陥没していて
左の鼓膜は 手前に出てきている。
そして
両方の耳それぞれ
聴こえにくい音があるはず。
それは感じてるよね?
音楽を大音量で聴いたりしていない?
そう言われたので、
自分の仕事の説明をした。
そっか。
かずまくん。
このまま続けてしまうと
聴こえなくなる可能性も
なくはない。
その仕事長期で休むか
辞めれないのかな?
自分にとって
鈍器で殴られたような衝撃だった。
聴こえなくなるかもしれない。
音楽も
大好きなおしゃべりも
全ての音が
聴こえなくなるかもしれない。
そうですか…
そう言って病院を後にした。
誰にも相談できず、
家族にも言わず…
ただ
ただ…
時間がすぎていった。
そうして
その予兆がきた。
続きはまた。