こんにちは
昨日からまとまった雨が降っていますが、1月とは思えない暖かさです
でもまたじわじわと寒くなってくるようなので気を付けないといけませんね。
カズマさんは明日からしばらく学校で入試があるためお休みです。
特に予定もないので、冬休みに出来なかった分の学習を少しでも進めて欲しいものです
旅行記、なかなか進まなくてごめんなさい
なんかいつものようにサクサク書けなくて...
どうしてかな?と考えてみたんですが、多分写真がキラキラ過ぎるんだと思います
タイって、お寺関係は金色が多いし、街中も車両もすごくカラフルで、少し歩くだけでその景色に圧倒されてしまって
写真もキラッキラなので、なんだか見てると疲れてしまって...
華やかで鮮やかで、活気のあるとても素敵な国でしたが、やっぱり私は日本のゆるりとした鉄道旅の方が落ち着きます
そんなこんなでもう少し続きますが、どうぞお付き合いください
2日目(つづき1/6)
バンレム駅から1時間ほど列車に揺られてメークロン駅へ。
噂に聞いていた通りメークロン駅に近づくにしたがって、車内は混雑してきました。
メークロン駅に近づくと、沿線に人の群れが
お店もスレスレですが、それよりも人の方が怖い
スピードはゆっくりですが、日本では本当に考えられないくらいの距離を走っていました。
市場も思っていた以上に長くて、駅に着くまで結構時間がかかりました。
メークロン駅で降りて、今度はこの列車がまたバンレム駅方面へ折り返すので、それを見てから集合ということで少しフリータイムがありました。
せっかくなので市場の奥の方へ行こうかなと思いましたが、人が多くてなかなか位置取りも出来そうになかったのと、そもそもカズマさんはあんまりここには興味を示していなかったので、そのまま駅のホームで車両を見たりして時間をつぶしました。
でも、出発時に運転手さんが周りで写真とか動画を取っている人に向かってピースしたり笑いながら話しかけたりしていて、それには本当に驚きました
出発後の動いている時でもにこやかにポーズを撮ったりしていたのは、この国ならではなんだろうなと思いました。
日本なら大問題でクレームの嵐ですよね
ただ、やっぱり最近は予想以上に観光客が多くなってきていて、国内でも危ないんじゃないかという議論は上がってきているそうです。
何か事故があればこういう光景も見れなくなるかもしれないので、観光に来る皆さんはちゃんと安全にマナーやルールを守ってください、とガイドさんがアナウンスされていました。
列車出発後は、またバスに乗って昼食会場へ。
昼食はタイ料理のレストラン。
メニューは本格的な感じでしたが(写真撮り忘れた💦)、一緒のテーブルになったご夫婦(1年ほど前からバンコク在住)のお話では、日本人向けにスパイス少なめで作られているので食べやすいとのことで、こちらも美味しくいただけました。
カズマさんはファンタもどきのジュースも飲んでいましたが、謎のミックスフルーツ味でかなり甘かったそうです
一応、ここでオプションとして象に乗る体験もできるとのことでしたが(けっこう有名なところみたいです)、ツアー客の誰一人として象には興味ない上、ガイドさんも『象に乗る人は...いないですよね!じゃあ、早めに次に行きましょう!』って感じだったので、もし私が一人で象に乗ってたら置いていかれていただろうなと思いました
昼食会場からまたバスでこの日のメイン会場へ。
乗っていたのは1時間半くらいでしたが、バンコク市内からは外れるので、のどかな田園風景が広がっていて、ここでは少し穏やかな気持ちで景色を楽しめました。
メイン会場は、ノンプラドック駅。
こちらの駅、旧日本軍が設置した泰緬鉄道起点となった日本とも関係の深い駅なんですが、なぜここがメインの目的地かというと...
日本からタイに渡ったDD51がこちらに2両もあるのです
このDD51が、件のクラファンで支援した車両なのです。
簡単にこのクラファンのいきさつを書いておきますね。
もともと、タイでは日本の中古車両がよく輸入されているんですが、通常の路線を走る車両だけではなく、鉄道敷設の工事のために輸入される工事用の車両もたくさんあるんです。
ここに置いてある車両たちも、DD51以外にもたくさん日本で活躍していた工事車両たちばかりでした。
そんな鉄道敷設工事を担っているAS社という会社の車両の買い付けを担っている方(かつてのタイ国鉄の重役さん)が、北海道にいたDD51の中でもかなり状態の良かった2両をタイに持って来たのが始まりです。
持って来たはいいものの、メンテナンス方法などの技術面での説明や支援が全くなく、どうしてよいかわからずに困っているということをたまたまAS社にDD51見学に来ていた日本人の方たちが聞いて、自分たちで何とかできないかということでこのクラファンを立ち上げたそうです。
クラファン自体は大成功で終わったのですが、その後すぐにコロナ禍になってしまい、本来なら2020年には技術提供やメンテナンスが終了するはずだったんですが、メンテナンス作業に出向くことができずに、色々と時間が経ってしまい、その分また別の不具合や困りごとなどが出てきてしまったので、こうして継続支援という形になったとのことでした。
ただ、そのおかげでこうしたタイでのツアーも継続的に行われることになったので、私たちも今回参加することができましたし、今後もまたいろんなツアーの計画があるそうです。
幸い現在DD51の状態も良いようなので、まだしばらくは活躍してくれそうですが、このノンプラドック駅周辺の工事がもう少しで終わるということで、バンコクからこうして気軽に行けるのは今回か次回が最期かもしれないとのことでした。
(そういう事情があって、今年どうしても行っておきたかったのです。)
そんなみんなの熱い想いで元気に活躍しているDD51。
このツアーのみなさんはそのクラファンに支援している方たちばかりなので、この車両を見るのがこのツアーのメインイベントなんです
DD51を見る前に、暑いのでAS社さんの計らいで冷たいお水をいただいたり、メンテナンスで使用する部品や日本から持って来たDD51の取説なんかのお披露目がテント内でありました。
みんな興味津々
私とご夫婦でいらしていた方の奥様(全く鉄道に興味がないそうです)は、その様子を外から楽しく眺めていました
トイレもちゃんと女性用まで準備してくださっていて、清潔で使いやすい水洗トイレで、その心遣いにもAS社さんには本当に感謝しています
海外旅行って、本当にトイレが心配で…
そういう意味では、タイは比較的旅行しやすい国だなと思いました。
そして、いよいよDD51とご対面
バラストを撒くのに使用されたそうで、少し色褪せた感じでしたが、こちらもAS社さんの粋な計らいで『北斗星』のヘッドマークが付けられていました
一通り撮影後、今度は動かしてくれるということで、ヘッドマークを一時取り外してこれも撮影会。
こちら、裏に豊岡真澄さんのサインが入っているんです
みなさん大興奮でした
ヘッドマークを移動して、エンジン始動。
綺麗な色の蒸気が、状態の良さのサインだそうで、すごく調子がよさそうでした
ドローンの撮影をされる方も同行していたので、空撮もしてくださって、いつもとは違う楽しみ方ができました。
炎天下の中、皆さん飽きることなく楽しんでいました。
その後、またちょっと日陰で休憩して、もう一両の方へ。
こちらはちょっと状態が芳しくないそうで、少し線路沿いを歩いて近くまで見に行きました。
日陰は比較的過ごしやすいんですが、それでもかなりの暑さと、長時間屋外にいたので、私はちょっと大事を取ってご夫婦でいらしていた方たちと一緒に早めにテントへ戻りました。
カズマさんはもう1両のDD51を堪能しながら、ツアーのみなさんと色々お話ししたりして、しばらく経ってから楽しそうに帰ってきました。
さて。
これからバスでバンコク市内へ帰るだけの予定だったんですが…
またちょっと色々ありまして
また少し長くなりそうなので、今日はここまでにしておきますね
ほんと、こうしてみると盛りだくさん過ぎる一日ですね!
ではでは、今日もステキな一日になりますように