2024♯3

2月24日(土)


いよいよ苦手な季節。

今年は早々と眼尻が割れて、すでに眼軟膏のお世話になってます。


地上は季節外れの陽気が続いたり、また冬の寒さに戻ったりしながらも、確実に春に向かってます。

でも海の中はまだまだ冬。

気温と海水温はズレてます。



今回もシロギス船です。

前回の6年ぶりの厳寒期のキス釣りは、悶絶を楽しみながらも、何とか釣りになりました。



厳寒期の釣り方はこれで良いのか?

初めての船キスで船長に教わったことを思い出しながら釣ったつもりです。


一応これで良いのか?

もう一度(だけ)試してみます。


それに乗せきれなかったアタリも多数。

フグに針を4回も切られて、手返しでどん臭さをさらけ出したし。(釣り友はもっと切られまくったらしい)


まだまだ勉強しないといけません。



今日の竿は和竿です。


昨年散々いじくって、結局フグ竿としては落第とした竿があります。

長さを出した分、手元からの曲がりが大きくなりすぎた例の竿です。


ならば穂持ち部分を詰めて少し短くすれば、曲がりすぎが改善されるのではと、


節を挟んで8センチ程、ガイド1つ分詰めてみました。


長さは短く(160)なりましたが、曲がりすぎは改善されたはずです。


曲がりの感じと強さは、前回使用した湾フグ仕様に改造した元ライトゲーム竿と同じ感じに思えるので、シロギスなら問題ないでしょうとの見立てです。


本当はもう少しスローな穂先の方が釣りやすい気がしますので、一応自分なりの「キス竿」も用意はしました。

(結局使いませんでしたが)





胴突き一本針の仕掛けはいつもの通り。


今日のお客さんは7人。

前回よりは全然少ないです。


釣行回数がめっきり減ってるこの頃、一回一回を丁寧に釣りたいと思います。



強めの北東風、海はダッポンダッポン、釣りやすくはないですが、、、

密かな目標(言わないですよ)を持って第一投。



アタリません。


アタリません。


釣り友は、ポツ、ポツと良型を釣ってます。


が、自分には全く。


まったく、、、、。


釣り方は前回とまったく同じ(マイナステンションからの聴き合わせ)ですが、、




エサはちゃんと付いてます。


1時間、無反応。


6年前の2月の船キスを思い出します。


下げ潮は効いてます。


釣り友がつ抜けしたであろう頃、ようやく穂先に出るアタリで1つ。


そんな時に限って、胃がムカムカ。


今日の酔い止めはいつものアネロンではなく、自宅にあったトラベルミン。



釣れない、

というかキスに口を使わせることすら出来ません。


気持ち悪い、釣れない、、、、。


カレー味のゲップが、、、

(朝食べたカレーパン)


ヤバイ、どうなる?


釣り友に、

どうすると釣れるの?と聞けば


答えは、一言

「適当」


ああ、聞いた俺が間違ってたわ。

釣り友は、なぜ釣れた?なぜ釣れない?とあまり考えないタイプ。




トラベルミンを追加します。

リバースモードに入らないうちに。



2時間やって2匹。



何かがあってないことだけは間違いないのですが。

もちろん釣り友の真似もしました。



もうメンタル、フィジカルともに崩壊寸前。


また、「俺だけ釣れない」菌に冒されたか。




これならどうだ!これでダメなら。


意外と答えは早く、

食いました、そして乗りました。


ようやくたどり着いたのが、超緩テン。

ダラダラからの聞き合わせ。


何となくキスに口を使わせられるようになったのはもう10時半。


朝からマイナステンションで釣ってはいましたが、それでも潮の流れとマッチ出来てなかったのでしょう。

いまいち良くわからんですけど。



そして潮止まり。


下げを無駄に過ごしてしまいました(泣)




それでも何とか食わせる方策を見いだせただけヨシとせねばなりません。


追加薬が効いてきたのか、気持ち悪さもだいぶ治まってきました。


パターンが分かってからはポツリポツリと拾えるようになりました。


少し心に余裕が出てきたので、違う誘いも試したりしました。


完全なリアクションバイトの釣りです。

ピョコピョコ、ピョコピョコ、ググッ!


最後の最後に連チャン出来ましたので、これで釣れるなら超楽しいです。


朝はどうなるかことかと思いましたが、何とかかんとか釣りになりました。


和竿も問題なく、これならフグでも使えそうです。



ムシガレイが1つお土産。


結果は、

前回より1つ減らしました。

密かな目標なぞ、論外。

朝の段階で捨てました。


釣り友は、前回より増やして45。

ベイトで竿下をゼロテン(本人曰く)で釣ったそうです(胴突2段仕掛け)。

上針にも2回食ったと。


なぜ自分は超緩テンでないと食わせられなかったのかは、いまだに謎です。



同船されてたキスの神様は74。

反対舷でしたのでどのような釣り方をされてたかはわかりませんが、ダントツ。

釣りを拝見しに行こうかとも思いましたが、きっとステージが違いすぎて、、、、。



厳寒期のキスはこれで終りにします。

6年ぶりの2月キス、楽しみました。

キス船が出てるうちに、食べたくなったらまた乗ります。


それにしても、この日もフグ船は満船。

軽🐯混じりが魅力なのでしょうか、釣れないのに減る気配がありません。


ん~~、腹くくって乗るしかなさそうです。

次はもう3月だし。