奇は奇術師の奇
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マニュアルに頼るんじゃあない!

前にも買いたけども、

若い頃の私は、基本…

 

ここで基本という言葉使うのは、

変な感じもするのだけども、

 

基本、赤の他人の前でマジック見せて、

楽しませるという行為が怖かったのである。

 

若い頃だけでなく、今でもちょっと怖いのだが、

 

正確にいうと、マジック見せることが

怖いわけではなくて、楽しませること。

マジックを見る者=観客を、

マジックを見せることで、

真の意味で楽しませることが

できるかどうか、それが不安だから、

怖かったのである。

 

怖いから、必死で練習する、勉強もする、

本も読む、他の人の演技も見る、

さらにマジック以外の芸能も見る、

そうなのだ。

幸か不幸か、何をやってもウケない!

ということを経験したことがある私は、

その恐怖から逃れたくて、必死こいていたのだ。

 

ショーの前日、怖いものだから朝から晩まで稽古して、

なかなか納得いく成果が得られなくて、結局徹夜で稽古して、

仮眠したら寝坊して、現場に遅刻してしまった。

なんていう情けない出来事もあったのだ。

 

当時(半世紀近く前)、情報は極端に少なかった。

マジックに関する書籍は種明かしばかりで、

「マジックをどのように演じるか」を買いてある本はあっても、

「マジックでいかに楽しませるか」を買いてある本はなかったのである。

 

それもそのはず、昔はほとんど、アマチュアが本を書いていたのだ。

観客のことまで考えて本なんか書いていない。また、書けないよね。

 

マジックのあり方も今とは随分と違う。

クロースアップは仕事として成立していなかったし、

プロの場合、ナイトクラブや、キャバレーでの演技が主流だった。

悪い言い方をすれば、酔客相手の一方通行でも成り立つ。

BGMとしても成り立ってしまう現場。が多かったのだ。

 

当時アマチュアの私達が演じるのは、

圧倒的にサロン・マジックの現場が多くて、

アマチュアだから一方通行でも構わない場合が多いのだけど、

やはり、コミニュケーションの取り方が重要になる。

そこのところがわかっていなかったのである。

身内に見せて、ウケたものだから、

調子に乗ってあちこち出向く。

 

そして、何をやってもウケない状況に陥る。

理想と現実のギャップに、打ちのめされてしまうのである。

 

時は流れて半世紀、今や情報の溢れかえる時代。

巷では「いかにマジックでウケを取るのか」という

内容でたくさんの情報が溢れている。

 

私達の時代にこんなに情報あったらなあ。

と、一瞬思ったけども、

これらの情報を見てマジックやる輩に応用力がつくのか?

マニュアル通りの対応しかできないのでないか?

 

つまり情報のない時代に育った世代は。

自らの経験から対応策を身に付けるしかなかったのである。

それこそ、失敗を繰り返して得た方法論。やはりこれが強い!

現場は昔よりも様々な状況があり、それこそ型通りでは行かない。

 

だから、マニュアルで対応しようとしても無理。

学ぶのは大切なのだけども、経験を積んでいくしかないのだ。

経験値を上げていくこと!

これはともかく、失敗をくり返して、怖い思いを沢山して、

それに打ち勝っていくことでしか、得られないことなのだ。

 

結局は古くから言われている通りのこと、

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」

このことなのである。

 

ある意味誰よりも沢山、

マニュアル書いてる私が言うのだからホントなのだ。

 

「書を捨てて、現場に出よ!」

 

仕方ないから焼き鮭弁当!

レシピ=マニュアルに頼らないで作ったら、

ビジュアルがイマイチだなあ。 ガク!

 

 

13日 日曜日 OSMAND

久しぶりにMiiNAと一緒です。

マニピュレーションガンガンやる予定

皆様お誘い合わせの上で是非、

①16:00~open  ②19:00~open

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと秋らしくなったのかあ

朝晩は、もう寒いほどになってきた。

ついこの間まで、空調が必要だったのに。

厚手の掛け布団を出さないといなんなあと。

 

ここのところ、よく寝れてしまう。

季節の変わり目なのだからか、

なんぼでも眠れてしまうのである。

元々どこでも眠れてしまうのだけど、

最近特にひどいね。

 

夜は早寝早起き。

と、言うかトイレで起きてしまう。

その分寝不足なのかなあ。

 

そして、涼しくなってくると、

食欲も増してくる。

頂き物のラーメン。

ラここのところ、ーメンは控えているのだけど、

もらってしまったのだから仕方ない。

福岡の有名店『長浜屋』と『長浜家』があるそうで、

替え玉の元祖は『長浜屋』。こつちはその元従業員が出した店。

『長浜家』と買いて、『ながはまけ』と言うそうだ。

う〜〜ん、先に買いた『第一旭』といい、ラーメン屋はややこしい。

でも美味しかったから良しとしよう。

ラーメンの美味しい季節になった。

 

食欲の秋。睡眠の秋。

どないやねん。

 

 

13日はOSMAND

久しぶりにMIINAもガンガンやります。

①16:00~OPEN ②19:00~OPEN

 

 

 

マナー違反は誰も言ってなかったってか?

渋沢栄一の新一万円札。

結婚式などのご祝儀にこれを使うのはマナー違反!

 

と言う話題をお昼のワイドショーでやっていた。

日本の資本主義社会の礎を築いた名主であり、

大河ドラマにもなった渋沢栄一氏は、

女性関係が、とてもだらしなかったとのことで、

そんな人物の書かれた紙幣を、

新婚の新しい門出を祝う、ご祝儀に用いるのは良くない。

福沢諭吉の旧札を用いるようにしよう。

と、言う話。

 

幕末〜明治期に活躍した人たち。

新撰組の面々にしても、西郷さんにしても、

みんな妾さんや2号さん持っていたじゃあ無いの。

福沢諭吉は、清廉潔白だったのか?

 

なんてこと思っていたのだけども、

まあ、マナーなんて、そんなものかなあと思って、

納得はしていたのである。

 

ところが、

 

今朝になってネット界隈を見てみると、

そんなマナーはどこにも無いと言うのだ。

ご祝儀のお札が、渋沢栄一氏でいいのか?

と言うのは、ネットのネタだったと言うのである。

 

誰かがSNSで呟いたネタ。

それが炎上して広まったと言うのである

それをテレビが最もらしく取り上げたと言うのだ。

マナー講師の方々は、誰一人として、

そんなマナーがあることを言っていないと言うのである。

 

なんじゃあそれはあ。

テレビが良い加減なのか?

ひょっとしたら、ネットが良い加減なのか?

 

それとも私達は新しいマナーの生まれる瞬間に

立ち合っているのかもしれない。

 

昨日の非常識は、今日の常識になるのだもんなあ。

 

 

 

今月OSMANDは13日です。

①16:00~OPEN

②19:00~OPEN

 

 

 

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