最近はひたすらに発声に取り組んでいます。
もう、本当にとにかく毎日声出してますｗ
いや、昔から当たりまえだったのですが今はもう声がホントに出るので、楽しくて仕方ありません。
歌う人には伝わると思います。
声楽を本格的にやろうと決めて毎日取り組んでいるんですが、面白いのはPOPSの発声も相当に良くなること。
ロジックはわかっていても、やはり体験するのは違います。
そんな感じで、今日も声に関して。
声と身体の関係性についてです。
所謂背中側の支え、うなじの支えなるものを結構軽視しがちなのが今のボイトレだと思いますが、
実際、この支えがない事によって声の足場がなくなりすっぽ抜けたり、軽くなりすぎたりして上手く声量が出ないとか、操作性が悪くなるということは多いようです。
僕自身色々学んできて、一番の盲点は”身体の使い方”でした。
所謂、声をお腹で支える、とか、背中から声を出す、という抽象的な表現による指導から、よりアカデミックで科学的なボイトレに時代がシフトしたころに学び始めた為に、無意識的に喉そのものにフォーカスすることが当たりまえで、且つそれが正しいことというような感覚でいた記憶があります。
つまり、腹から声を出す、とか背中から声を始発点として！！とか、腹式で！！みたいな指導は意味があるって話。
伝わりずらいだけです（この指導の文脈や抽象化をして本質を捉える必要があるという話！！）
言いたいのは、身体が与える喉、声に対する影響は相当あるよってことです。
声は声帯が震えることで原音を発生させるのが元になるんですが、その声帯が入った箱を喉頭と言います。
で、喉頭はなんと、首のど真ん中にぶら下がっています！！
これを喉頭懸垂機構と言います。
色々な方向から筋肉で吊られているんです。不思議ですよね！ｗ
で、この色んな方向の筋肉を鍛える事で声の土台が出来て、広い音域を自由自在に、好きな声で歌えるようになる、というのが定説なんです。
しっかり筋肉を使うことで張りが出来、喉の土台が完成する、神経支配も行き届き微細なコントロールは可能になる。
本当です。
この筋肉を鍛える声の出し方も沢山あります。
ただ、それらをやって思うのは、この喉頭懸垂機構は筋肉で、そしてその筋肉の先には身体、もっと大きな筋肉がありそれが多いに影響すると言う事です。
実際、僕自身喉頭が上がる癖というものがどうしても取れずに苦労していましたが今は低喉頭で歌うことが出来ていて、これは完全に身体の支えを利用したからです。低喉頭で高音域に移る感覚がわかってきました。これがわかった時は正直、歓喜の瞬間でした。
身体と声が連動して使われれば、ある身体の使い方と声というのが意識に上がってくるわけです。
ここで伝えたいのは、身体と声はそもそも連動して使うべきで、喉のみで切り取るべきではないよ、ということと。
その時に身体がより使いやすければ、スルスル声が出やすくなるよ、という話です。
これは人それぞれ違います。
ですが、音を上げていくにつれて、例えば地声で上っていくにはキツイ音域というのがあります。
それをパッサージョゾーンと言いますがその音に差し掛かるにあたり、声を”拮抗状態”に持っていく必要があります。
ここで必要になるのが、もちろん裏声の力、なんですけど、ここで取り上げたいのは吸気筋の活性化です。
（吸気発声というものもあるので、モニターでもやってみる予定です）
パッサージョに差し掛かると、声が明確に前に飛び出てきます。
そして、喉頭、喉仏が上がりやすくなります。
その時に、その前に飛び出る力を抑え込む力が働かないと声がどんどん細くなりそして薄っぺらい声になってしまうのです。
なので、この時に必ず拮抗筋を働かせる必要があるんですが、
その時の姿勢はまさに、所謂良い姿勢をとる必要があります。
身体に軸が通っていて背筋がまっすぐ、少しのS字が背骨にあり、胸を張っていて視線は少し上向き。
この状態をいかに楽に、いかに当たりまえに出来るかがカギです。
良い姿勢で声を出すと、とにかくストレスが減ります。明確に楽に声が響くようになります。高い音も出やすい。
この姿勢を”楽に”取れるだけで、実際に裏声がクリアになったり高音が楽に出た方もいました。
そして、そんな姿勢を目指す上で施術するんですが、人それぞれ歪が違います。
皆歪み方って違うんですね。
その場で体を見て、施術させて頂きます。
ボアトリ、今週末もフル稼働です。施術させていただける歌手の皆さまに感謝！！！！
CEOの方などで、声を良くしたいという方も受けて下さることになったり、ご縁に感謝している毎
日です。
自信のある声と身体を手にしましょう！！
こちら、line＠です♪
ボアトリモニターはこちらのline@内でひっそり募集中！
https://line.me/R/ti/p/%40mia3774h
最後に好きな曲を紹介します。
skoop の 祈りという曲です。
現在はskoop on somebody という名義で活動されていて、もともとは三人組、skoop という名前でした。今は二人組で、ドラマーが抜けてしまいました。
ヴォーカルの声が好きすぎて今でも聴いている歌手です。
ヴォーカルがもともとゴスペル出身で、海外の先生に師事していたこともあり声が分厚く重厚感がありのが魅力です
この曲以外にも好きな曲は沢山あるんですが、ゴスペルのような深い信仰心のようなものが曲に降りている感じですごく心が洗われます
実際、ゴールは叶うと思いますけど地に足がついていなければ無理、とも思います。
願い、そして歩いていきましょう♪
翼がなくても あの空
飛べると思ってたけど
生まれる瞬間(とき)に この道
選んだ僕たちだから
歩いて行こうよ
あの丘には
君も夢見てた
永遠があるというよ
願いはいつも
風に乗りあの彼方へ
かなうその日を
そらだけが知るという
祈り いつも 胸に…
歩いて行こうよ
あの丘には
君も夢見てた
永遠があるというよ
想いはまるで
水たまりに映る雲
ちぎれてはまた
アスファルトに消えてゆく
願いはいつも
風に乗りあの彼方へ
かなうその日を
そらだけが知るという
祈り いつも…
かなうその日を
そらだけが知るという
祈り いつも 胸に…