仲間内にはもう話したのですが、今僕を信じてくれている皆さんにはシェアしようと思い書いています。
僕のゴールを一つシェアします。
それは、
”身体に埋め込まれた記憶やトラウマによって、内部表現をぶち破れない人、存在をこの世から無くす"
僕は幼少期から、身体の事で強烈に悩みました。
その悩みしかないぐらい、ひたすらに悩みました。
生まれ持った体が特段可笑しくない、普通の身体なんだ!と認識することが出来たのはつい最近の話です。
僕は昔、ドが付くほどガリガリで、そしておでこに生まれ持った痣がありました(これは今もあります)
”自分は身体が弱い、生まれ持った体が劣化している”としか思えませんでした。
周りの人達は悪気はなかったと思います。
ただ、おでこの痣を隠す為に毎日ファンデーションを塗り、毎年レーザー治療をいやいや受け続けました。
その痣によって、いじめられたりするのは嫌でしょ?だから治療しよう、と。
ひたすら周りからはガリガリと言われ続けました。
反論も出来ず、実際に細いし、それをネタにされても笑っていました。
そうでもしないと場が持たず、自分の存在が場を濁す事の方が耐えられませんでした。
何を食べても体重が増えず、プロテインを飲んだり筋トレをしてみた時期もありましたが、しんどさに耐えきれなくて辞めてしまいました。
周りで応援してくれる人なんておらず、自分はそんな生まれ持った体系、遺伝だから無理、が木霊してチャレンジを長続きさせませんでした。
僕は生まれ持った体がダメ。だから、頑張っても無駄だし、人一番しんどい思いをしないと何もできない。運動も勉強も。
実際に、人並の運動が出来ずに苦しみました。
足の速い人や力がある人に憧れ、その人たちと仲良くなることで自分もイケている、と錯覚させていました。
(何にもなりませんでしたが。むしろ、呪は加速しました)
当然のように、学生時代はそれで真面目に勉強するはずもなく、自分の存在を認めて欲しくて色々やりました。
(この辺は割愛します)
ボイストレーニングも、自分で何かを成し遂げたくて、それを認めて欲しくて始めた、ただの承認欲求の固まりでしかありませんでした。
歌なら、少なくとも体は関係ないのでは??と直感的に思ったのです。
これも知識がないが故、のとんだ勘違い、夢物語でしたが。そして、全然上手くならない自分に腹が立ち、過剰な練習量と自分に合っていないメソッドの実践により、音声障害レベルに声が出なくなります。それでも10年続けますが、ゴールが歌の上達とか歌手、ではなく体のコンプレックスの投影なので、苦しいままでした。色々活動するも、結局歌は一旦やめてみるという結論に至ったのが二年前です。
歌は派生した話ではあるので、本題に戻します。
体のコンプレックスというものと闘い続けました。
しかも、身体は戦い続けているのに、しっかりとその課題というか問題を意識にあげることすら出来ていませんでした。
自分は何故こんなに苦しいのか、心も身体も。何故なのか、それがわからない。
何をやっても何か虚しい、納得感がない。やりきれない。
これは社会人になっても続きました。
体に埋め込まれた呪を認識し外し、そしてゴールを設定する。
言葉にするととてもシンプルだし、簡単に思えます。
ですが、人生まるまるかけて経験している身から言わせれば、これは相当な地獄です。
周りから、気にしている身体の事を言われ続ける。そして、体が弱ければ反論も出来ない。メンタリティと身体の発達は=です。
その言葉達がどんどん体に記憶され、そして身体が歪んでいきます。
全身が固くなり、そして心も冷たくなります。性格も暗く、沈んでいきます。これは僕は現代の呪いだと思っています。
蟲と言ってもいいです。
身体は嘘をつけません。
無理すれば、その分の代償を喰らいます。心で耐えたと思っても、体には現れます。
JOKERという映画を何度も紹介していますが、主人公のアーサーは相当に痩せています(アーサー役ホアキンフェニックスは、24kgもの減量をしたそうです)
身体と心は表裏一体です。
身体が狂えば、脳も心も狂います。元来同じものである三つ、どれかが狂えば影響は伝搬します。
それに、心が無理すると代謝は壊れるのです。自分はダメな、劣化したマインド、体という内部表現がホルモンバランスを崩し栄養補給が上手くいきません。すぐに便になり出ていってしまいます(これにはいろいろ議論がありますが、今はとりあえず置いておきます)
アーサーは、親に嘘をつかれ続けました。
無意識ではわかっているのに、目の前の愛する人は本当の事を言ってくれないのです。
表ではいい顔をして、声をワントーン上げて上機嫌を偽ることが出来ても身体は嘘をつけません。
僕は身体のコンプレックスが原因で人生の大半を苦しんだ以上、そんな人はこの世に一人もいて欲しくないと本気で思っています。
"身体に埋め込まれた記憶やトラウマによって、内部表現をぶち破れない人、存在をこの世から無くす"
現状の外に行くときに、人間は本来最大限クリエイティブになります。
本当の力を発揮できます。
ただ、その時身体にかかった呪が邪魔するのなら、それを取ってあげたい。
僕がコーチングや整体を学ぶのは、これが全て、と言ってもいいです。
自分のように苦しむ人を、一人でも多く減らします。
身体にこびりついた情報的な呪いを外すだけで、マインドは変わります。
生き方も変わります。
身体が原因で自分の可能性を信じ切る事が出来ない人を、僕は人一倍、いや、本人以上に信じます。
絶対に変われると信じます。
僕はコーチングや気功や整体を学んで、自分の身体を初めて今、愛おしく感じ、そして変革することが出来ています。
変われるのが当たりまえ、という臨場感があります。
ただの知識ではなく、中身の詰まった、生きた知識です。
身体で辛い思いをしている人達の可能性を開きます。
絶望するような過去があるなら、それはラッキーだったね!と笑い飛ばせるチャンスなんだと思ってもらえるようなコーチングをやります。
今日のブログは声明文でした。僕の想いそのものです。
お読み頂きありがとうございました!