続きです(▼∀▼)
40キロを過ぎて、
太ももの付け根が
ビリビリ痙攣してきて、
太ももの負担を減らすために
ストライドを狭めて、
走らざるえない状況でした。
かなり足が痛い。
僕のその状況に気付いてか、
大丈夫ですか~?
と、サモハン・キンポーに似た
女性が声をかけてきました。
いや~、太ももが痙攣しちゃって
きついっす。
と笑いながら返すと、
私も何です~。
と、彼女も必死で耐えてる
状況でした。
同じ境遇の僕らは意気投合し、
しばし、痛みを忘れるために
談笑して走ってました。
ちなみに、サモハン・キンポーとは、
僕が子供のころ人気のあった、
香港のアクションスターであり、
燃えよデブゴン
というヒット作の主役を
務めていました。
その、燃えよデブゴンの映画から
文字って、彼女のことを
燃えちゃん
と、心の中で呼んでいました。
そっちか!
僕は女性に失礼なあだ名は
つけません。
なぜなら、紳士だからです。
ほな、名前聞かんかい!
何がサモハン似の
燃えちゃんやねん!
アホか、お前!
そんな状況に耐えながら、
50キロの通過タイムは、
4時間32分。
失速したとは言え、
驚異的なタイム、
早い話、オーバーペースです。
しかし、うまくこの貯金を生かせれば
サブ10を達成できるかもしれない!
フルマラソンでもそうですが、
僕は完走すれば満足。
というタイプではないです。
目標タイムを設定して、
普段から練習に取り組み、
大会で目標タイム達成に向けて、
全力で挑む。
常に、不器用な挑戦者
でありたいんです。
あっ、そうでっか。
50.9キロ地点の円満地公園のエイドでは、
しし肉と鹿肉の焼肉が出ました。
これでパワーアップ!
そのエイドを左に曲がると
とんでもない急坂が!!
反り立ってました!
どれくらい反っているかを
あえて男性器で例えると、
17才くらいです。
高校2年生の、しかも
夏休み
に相当する反り具合でした。
まさしく前性器です。
やかましいわ!
その坂をしごくように
上ると、
坂をしごく
とは言わんやろ!
何層もの坂が、
ミルフィーユのように
重なっていました。
僕は、この坂を見て、
ある言葉を思い出しました。
スタートラインに立ったら
全員が勝者である
と。
速い遅いは関係ない。
それよりも、時間を気にして
余裕なく走っている自分の
なんと愚かなことか。
僕は、完走できたら
それでエエやん!
と心に言い聞かせました。
おい!不器用な挑戦者!
その坂をもがくように
走っていると、
カズマ氏エエペースやで!
と、猛スピードで折り返してきた
馬車馬さんが声をかけてくれました。
馬車馬さんは、めでたく
奥熊野ウルトラマラソン
女子の部連覇されました。
そして、オカケンさんともすれ違い
タッチをして健闘を祈ります。
この時のオカケンさんとのタイム差は
20分前後。完全に勝負あり。
折り返しの
平野バス停61.2キロ地点で
トイレに行ってからスタート。
タイム差にして、
約15分は無かったと思う、
まなぴーさんとすれ違う!
思ったより開いてない!
やばい!
あの時の記憶が蘇ってきて、
緊張がはしってきました。
続く
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