単純冥界?
一冊の絵本に出会いました。
最近の絵本です。
『かないくん』
そういうタイトルです。
谷川俊太郎さんが書き、
松本大洋さんが描きました。
そして、糸井重里さんの事務所が発行しています。
買わずには、いられませんでした。
短いおはなしなので、
あらすじや内容は、帯を見て、
想像していただきたいです。
ただ、読んでみた感想を言います。
大まかに2つ、
見どころを紹介したいです。
ひとつは、
物語の途中で、
「文体」や「表記」がガラッと変わるのに注目してみてください。
日本語の持つ性格がおもしろいところです。
もうひとつは、
本文には書かれていない描写が、
絵では展開されています。
つまり、谷川さんは綴っていない、松本さんオリジナルの演出もキラリと光っているのです。
言葉がなくとも、感動はつたえられるということだと思います。
「死ぬ、とは?」
が、テーマ。
生きてる人にはわかり得ない。
だから、生死については様々な考え方があるのでしょう。
『クラウドアトラス』
という映画をご存知ですか?
自分の死生観が変わりました。
またべつの機会に感想を書きます。
追伸
あと、もうひとつ。
久しぶりに映画館で観た映画があります。今日ですよ。
なんだとおもいますか?