幾たびも歩いてきた道筋を、
また歩き返す。
もう一度、歩き始めよう、
真新しい草道を、
我が故郷として歩こうに。
ゆくゆくと真っ直ぐ続いている道が、
私にはとても新鮮に思えた。
それは、まるで高麗からの使いの草たちのように、
それはまるで、進化の花々たちが傍に添えている。
まるで、
すべてが真新しい草花のように感じている。
まるで、まるで、
すべてが鳥の声のように響いている。
すべてが反響して、
まるで、まるで、
神が話しているみたいに心地良い、
私の世界、
すべてが未来によく広がっている。
私はそこを歩いている。
私はそこに良いものを見出すだろう。
ふと、私を見て見ると、
なんと楽しげな色をしていることか。
黄色、オレンジ、黄緑、紫、
すべてが神々しく光を帯びて色が輝く。
美しい、わたしは美しい、とっても美しいのだ。
そう思って草花に触れ、
浸食している。
お互いがお互いの内に触れ合っているのを目で見て取れて、
真新しい喜びを感じるのだ。
真新しい嬉しさを内に触れ。
真新しい笑顔で、
昔を生きるのだ。
それは、過去を今に到来させ、
未来を今に統合し、
すべてが今あることを示すだろう。
心で感じてみる。
心を愛してみる。
心を讃歌してみる。
愛している、我が心よ、と。