歌舞伎座夜の部旦那と行ってまいりました。
三人吉三巴白波、
和尚吉三に、松緑さん、
お坊吉三に愛之助さん、
お嬢吉三に昨日は梅枝さん。
いや〜素敵でした。
愛之助さんの御家人崩れの粋な感じも、
松緑さんのお坊で盗賊、そして兄弟、親思いの感じも、
梅枝さんのボーイズラブな怪しい感じも、百両のお金と名刀庚申丸を巡る因果の絡み合いなどなど、通しで観るとなるほどなるほど、よく出来たお話で最高に面白かった!
おとせちゃんが尾上右近さんでまた可愛い。
ワンピースのルフィとは違って今回はおしとやかで芯のある娘役。どちらになってもいいわ
松也さんの回でも観たいけど!
今月は来週昼の部、
そして新橋演舞場のオグリも行く予定なので、松也さんは我慢します。
静御前の霊が若菜摘に乗り移り、舞を舞う、能を題材にした舞踊。
素晴らしいの一言です。
玉三郎さんの舞はいつもそうですが、歌舞伎座が玉三郎さんの凛とした空気になり、今回は静御前の魂が本当に玉三郎さんに乗り移ったのかと錯覚してしまいました。
集中し、歌舞伎座全体が凄い空気になります。
児太郎さんももちろん頑張っていますがまだ玉三郎さんにはちょっと遠いかなぁ。
お能のような削ぎ落とされたシンプルな芸の凄さに感動しました。
芸術の秋の始まり。
今月は忙しい