1部の昨日は、結局

山口県道179号とUFO宇宙の駅ステーション、金峰(みたけ)地区の説明・思い出の話

になりましたが、金峰(みたけ)郷地区から r9を

山口県周南市の「最も山奥」

ミステリアスな地名の 秘密尾(ひみつお)・

氷見(ひみ)神社、

馬糞(ばふん)ヶ岳にむけて出発します。

 

「猛毒を持つ大蛇も 待ち構えて 住んでいるというので、

おのおのがた、注意せねばならぬぞ。」

 

とはきいてたけど、

 

そんなに めったに出ることは ないだろうと思いつつ、

いちよう、毒蛇に注意しながら・・・・。

 

でも、 13日の金曜日、かあ。

ちょっとだけ、いやな予感もするなあ。

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友人から、大阪のお土産をもらいました。 これです。

カンカンに入っています。

 

なんで

クレパスなんか くれるのかと

思って、よく見ると、

※注意 「ぬり絵は できません」

という表示あり。

あけてみたら

 

さて、何

だったので

しょうか?

 

10

もちろん

クレパスでは、

なくて、

あけてびっくり、

1-

というか、よく見ると

チョコ「サンド」クッキー~

 

裏は、  さすが、大阪、  こってるなあ。

4色の つつみ。

こんな素敵なのがあるんですね。

硬めのウエハースの感じ。おいしくいただきました。

 

今日のサンドイッチデーにあわせた ネタ でした。

(昨日からこのことを書こうとおもっていて、たまたま、偶然でした)

ーーーー

今日はサンドイッチデー

好きなサンドイッチの具、教えて!

野菜、卵、ハムで、緑・黄色・赤の信号色がいいですね。

サンド(3)イッチ(1)、 3・1・3と挟んでるんですね。

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地図を確認。
 
金峰(みたけ)郷 地区からr9を進みます。  
 
上の写真は、あの事件がおきるより前の写真です。
今、あらためて、この写真を見ると、
この地区にしては若い男性が 向こうに歩いています。
この写真の場所は、r9とr41の交差点近く、つまり、あの事件があったあたりです。
あの写真の男性は、まさか・・・・
 
 
 
金峰神社の鳥居がみえます。

このへんは、わりと新しい2車線

 

 

この2車線バイパスは新しいもので、

はじめに通ったときは、

川向こうの狭い道でした。

金峰分校の校舎は、いまはありません。

トトロのねこバスは、

 

こうかわりました。

 

急に 狭くなります。

 

 

ここを左折すると、奥畑・秘密尾方向

 

 

 

r9の様子をみるため、

また、カーナビの「朴(ほおのき)」という地名が気になったので

あえて直進。

 

須金(すがね)の朴(ほおのき)地区まできたので、uターン。

さっきの三差路を右折します。

ここからは、市道。

  


奥畑川沿いに 川をさかのぼります。

ここからが、長い、長い。

 

こけむした道路。

 

こけむした橋。

 

昭和30年10月

 

6月だったので、アジサイは咲いてますが・・

 

カーナビを見ても、

建物も、地名も、まわりに 何(なんに)もなし。

こんな画面、めずらしいぞ。 

ふつう、なにかあるでしょ。

あるのは、川と道路と、たどってきた跡だけ。

 

緑一色の 単純な景色が どこまでも続く。

 

この標識、工事現場などで、臨時的にあるのは見るけど、

固定されていて、 いつも 路面に なおすことなく

凹凸(おうとつ)や 凸凹(でこぼこ)が あるんだろうか?

これが 固定させているのも ミステリー、秘密尾。

 

 

落石注意。  補助標識が、下にぶらさげてある。

道幅がせまいため、普通につけると

車にぶつかるため、

標識も、ポールよりも 右側にある。

普通標識は、道路の左側につけるが、

そのスペースさえもない。

 

 

普通に、秘密尾・氷見神社・馬糞が岳をめざすなら、

やっぱり(5)を通るのが正解ですね。

こっちを通ると

長いし、狭いし、カーブは多いし、緑一色で単純だし、

 

夏は、草のような小さい木のようなのが車をこするし、

 

このr9三差路から秘密尾までは、冬以外は草ボーボーでした。

よく地図をみると、

鹿野の市街地からの距離よりも長い。

 

平家の落人が、源氏の執拗な追撃から

逃れるために通っただけあって、奥深いです。

 

 

 

知人に、「伴(ばん)」、という人がいて、

平家の子孫だそうです。

ほんとは、右側のつくりは「平」なんだけど、

源氏にばれるので、

あえて、点を上にして、

伴、は、「平家ノ人」という意味なのだそうです。

 

ほかのかたが かかれていた、この道路の感想があったので、

ちょっとご参考に 引用させていただきます。

 

中国高速自動車道路の鹿野インターから来れば、この氷見神社はまぁまぁ近い。

ところが私は山陽自動車道の熊毛インターから来てしまった。

カーナビに言われるがままに そう来ただけなんですが、これがえらいことになりました。

熊毛インター→須々万バイパス→菅野ダム→須金フルーツパーク的なところ→小さな川沿いの道→秘密尾へ…という道を通りました。

まぁ、川沿いの道というのがすごい。普通車の車幅ギリギリのところもチョクチョクあるような小さな道で、アスファルトは落ち葉で隠れて良く分からないし、クネクネと曲がってて危ないし、それで、なんというか民家はあっても人の気配が無い。

ガードレールは無く、川が下に見えるような場所もあります。

落ちたら死ぬかも、いや、死なないまでも、誰も助けに来てくれ無さそう…と思っちゃうくらい。

 でもこの道を、おそらく平安時代の人も通っていたのです。修行のためにです。道も今よりも整備されていなかったはずです。道の途中で死ぬ人も居たでしょう。

 特別なものを感じる

文明の利器である車に乗り、カーナビに導かれながら、この自然を「コワー」と思っていました。

山は大きく、川は粛々と流れ、風が落ち葉を巻き上げる。

私という人間なんて何の関係もなく自然という「何か」は自らに課せられた役割を果たします。

山は山っぽく、川は川っぽく、風は風として、動物は動物らしく、虫は虫らしく。

 

 信仰心もなく、幽霊も信じないのに、

それでも、

この川には、

この山には

「何かが居る」ような気がしました。

 

私がそう感じた以上に、昔の人は畏怖を感じたはずです。絶対的な何かがありました。

平安時代では今のように山を削って住宅を建てたり、道路を作っていません。

自然は人間ではどうにもならないものでした。

その神(自然)を鎮めるためにも、この氷見神社は祭られたんじゃないかな、と思います。」

 

 

うん、

その通りだと思います。

 

そうこう するうちに、

そうこう いううちに、

 

突然、

かなり古いけど  山の中に なんと 2車線道路が~~。

 

 

秘密尾地区。 突然ひらけます。

ここからなぜか、広い2車線道路。(ただし、センターラインは消えている?)

ミステリアスな雰囲気です。

県管理の林道なので、オレンジガードレールです。

 

でんちゅうにも、秘密尾・奥畑

(奥畑の文字、いったい どうしたの?)

 

 

あっ、氷見神社!

 

でも、道路が続いてるので、先にこっちから行って見よう。

そのあとで、氷見神社に行ってみよう、

と思ったのが、まちがいでした。

 

 

トヨタのバン。

 

オレンジガードレールなのに、赤や緑で、3つも「バフン」がかかれている

登山口です。

 

ある登山家のかたが(由宇町の医師N様)

ここから登ろうとして、草ぼうぼうで、夕方だったから、あきらめて

次の日に登ろうと思ったそうです。

そして、ちかくには、

こしの曲がったおばあさんが、かまを持って草刈りをされて

おられたそうです。

中島先生が、

そのおばあさんに、

「馬糞ケ岳の登山口はここですよね」ときくと、

「そうですよ」と答えられたそうです。

 

もう名前を言ってもいいかな、

中島あつみ先生という、山の本を

(特に 山口県 中国地方の山の本を)

たくさんかかれておられるかたで、

本にかいてありました。

 

中島先生が、次の朝、

この登山口にこられたそうです。

 

すると、

 

 

この登山口から、

途中までの登山道まで

きれいに

草が

刈られていたそうです。

 

あの こしの曲がったおばあさんが

登山する人のために、

刈ってくださったのでしょう。涙がでそうになった

 

そういうことが、

本にかかれていました

 

金峰地区といい、

 

秘密尾地区といい、

 

過疎地、

限界集落ですが、

 

いい人ばかり、

住んでいる地区だと

僕は、今でも 思っています。

 

 

かつては、

錦町広瀬方向に ぬける

道だったそうです。

 

馬糞ヶ岳は、

山口県鹿野町と錦町に境を接する深い山です。

かつては秘密尾岳、密神尾岳などとも呼ばれていましたが、

今では奇妙にも馬糞ヶ岳です。

山名の由来は、「山に馬糞のような植物がある」、

「平家残党の軍馬の糞で山の形が変わった」などのいわれ・説がありますが、

鹿野町側から眺める山は馬糞の形をしていて、

直に山の形に由来すると考えた方がよさそうです。

(by 中島篤巳)


とうとう 行き止まり。

車をおりて、歩ける最終地点の写真を撮ろうと

進みます。

この写真を撮り、カメラのフェンダーをのぞき、

さらにもう一歩、右足をだそうとして

右足をあげて

 

ふと

 

下を

みると

 

何か気配が。

なにやら、黒くて、太くて 長くて

なにか

ある。

 

いや、

 

いる!

 

 

 

ふみだそうとした

右足が

止まる。

 

そして

 

ゆっくり

ゆっくり

 

もとに

もどす。

 

 

そして、

もう一度

あしもとを

みる。

 

 

 

ぎゃーーーーーーーーーーー!

(これは、心の声です。

 本当に叫ぶと とびかかってくるげな)

              (~だそうだ)

 

ついに

 

で、でたーー!

 

 

見てのとおり。

異常に太いぞー。

いいものを食べて、こんなに まるまると太ったのか?

 

きれいに、

とぐろをまいている!

 

山の 主か!

 

あぶなかった、

あと少しで ふむところだったーーー。

命びろいーー。

 

猛毒を持つ大蛇が 待ち構えて住んでいるという

うわさは ほんとうでした。

 

 

 

よく 地図をみると、

 

だって、この林道がなけりゃ、

ここって、山の中腹より上ぐらいの位置。

いて当然かー。

 

山に行く人、

あしもとには注意しましょう。

 

いちもくさんに、車にのって、もどりました。

 

あすは、いよいよ

氷見神社です。

 

 

道路探検も、命がけです。

とにかく、安全には、気をつけましょう。