神奈川県での葬儀において、供花の種類や金額、手配方法についてご案内いたします。

供花とはどのようなお花なのか

供花は葬儀式場の祭壇の横に飾る、籠に挿したお花を指します。昔は葬儀式場の外に花環を飾ることが主流でしたが、近年は葬儀会場の中に生花を飾ることが一般的です。供花は1つを1基、2つで一対と数えます。お花を供えた個人あるいは団体の名前や、故人様との関係性などを記した名札を、お花の籠に立てることが一般的です。キリスト教の葬儀やご遺族の意向によっては、花には札を立てず、式場の入口など別の場所に芳名板という形で、花とは別に名前の札を出すこともあります。

供花の種類

供花は大きく以下の2種類に分類されます:

  1. 身内供花(親族供花)

    • ご親族や身内が用意する身内供花には、故人様の御霊を慰めるという意味と、祭壇や式場を飾る目的が含まれます。
    • 特に喪主様が用意する花を「喪主花」と呼び、他のご親族よりも大きな花籠にする場合や、お花の種類を変えて用意する場合も多いです。
    • お花に立てる名札は一般的に「喪主」とする場合が多い一方、「喪主○○○○」と名前まで入れることもあります。
  2. 外部供花

    • 故人様や親交のあった方が供える花が外部供花です。
    • 個人名で名札を立てる場合や「○○会社代表取締役○○○○」など、会社名・役職名とともに名前を入れる場合、また「友人一同」「○○大学○○期一同」といったように、故人様との関係を表わすような名札を立てます。
  3. 花の内容:『菊』『ミックス』『洋花』がメインとなります。菊は昔ながらの籠花のスタイルです。ミックスは菊と洋花をバランス良く組み合わせた内容で、洋花は輪菊を使用せずにスプレーマムやカーネーションをメインに季節の花などを合わせた柔らかい感じのスタイルです。金額の差はポイントで使用される蘭の量などで差別化がされています。

供花の注文方法と選びかた

  • 供花の注文は、葬儀を請け負っている葬儀会社に依頼するのが一般的な方法です。
  • 葬儀会場を飾る準備に間に合うよう余裕をもって、通夜の前日の夕方までには手配しましょう。
  • 供花の種類は、ご遺族の意向によって決定することが多いです。祭壇に合わせた色合いや故人様が好きだった色、統一感を出すための金額などを考慮して選びましょう。

最近の傾向として物価高騰の影響で1基16,500円で販売されいていた供花が18,900円へと値上げりしている葬儀社も見受けられます。花屋さんも価格上げないと厳しいのでしょう。

 

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