今日の記事は少し長いです🙇‍♂️

 

 





僕らは先月、新婚旅行に
行くことが出来ましたが…



 


「本当にめっちゃ楽しかった。
 ずっと幸せだった☺️」

とさあやが言ってくれて
死ぬほど嬉しかったです。

 

 



2、3年いけなかった海外旅行、
そして大好きな海に行ける喜びも
もちろんそうですが…


さあやの体調がいいタイミングに行けて、
そんな風に思ってくれたことが、
何より嬉しかったです。

 

 

 













この1年間は2人とも本当にボロボロでした。

 





仕事から家に帰ると部屋は真っ暗で
さあやは、ひどく落ち込んで
理由もない不安に怯え、泣いていて
薬のゴミが散乱していて

 
酷い時は、オーバードーズを繰り返していた
こともありました。

 

 

 



朝起きて、太陽を浴びることや、
寝る前にシャワーを浴びるという
簡単なことでさえもできないほど
脆弱な状態でした。

 

 

「大丈夫だから、ここにいるから」という
僕の声は届かず、苦しい毎日で、

「こんな状況が一生続くわけなけない!」
思っていたけど、

 












けど、そんな日がずっと続くんです。

 

 

 

 
生々しく聞こえるかもしれませんが、


収入を得る事や家事を行う事、
本人が出来ない事は代わりに担うことになる。




しんどい時は休んでいて欲しいし、
別にさあやに何かして欲しい訳じゃない。

けど、何もかも2人分こなせるほど
僕は逞しくなくて…。







楽しみにしてた2人での旅行も
当日に行けなくなって…

友達と遊ぶ予定も側にいる他なくて…

楽しみにしていたことが、
次々と消えていくんです。

 

 



 

薬に書いた手紙の効果もなく、
側にいないと結局、
オーバードーズは止められなくて…

側にいたとしても僕の声は届かなくて…。

 







もちろん、一番辛いのは本人なのに、


「結局、何をしても意味なんじゃないか」って
「一生、このままなんじゃないか」って

僕が1人で落胆して、焦って、
疲弊していく日々。

 

 

 

 

 
決して想像していたような新婚生活ではなく、
ブログに綴った元気な姿も嘘ではないけれど、

書けない日常が沢山あったことも
また事実でした。

 


 


僕がキャパオーバーになって、
さあやを抱きしめる、
手を握るといったことでさえできず、

それも意味のないように感じて、
ただただ、さあやの目の前で
立ち尽くすことしかできない時もありました。

 

 

 

 

 

まだずっと喪失感の真っ只中にいるさあやには

「もう私は一生このままでいいから
 かず君はもっといい人を見つけて欲しい」


と泣きつかれ、
そんなことは一切、望んでないけれど、
何もしてあげられない自分がいる意味も
分からなくて、心がぐちゃぐちゃでした。

 

 

 
今となっては、さあやの意志ではなく、
病気がそうさせていると理解できますが、

当時は、そんな事も分からないほど、
感傷的で自分に余裕がありませんでした。

 

 

 

 

 

 




鬱や双極性というメンタルの病気に関わって
僕が一番辛かったことは、

 
「どこまでが病気からくるものなのか」
「どこからが本人の意思なのか」


分からなくなくなることです。

 

 

時に、病気からくる彼女の言葉を真に受け、
希望を無しく、諦めかけてしまうことです。

 

 

昔のさあやを知っているのに、
元気でにこっと笑うさあやを知ってるのに、
病気に支配された彼女の言葉にやられてしまう。

僕の弱い部分でした。

 

 

 

 




でも、こんなどん底を経験して、
学んだことがあります。

 


本当の意味で、
自分を大切にすること、愛すること
どういうことなのか、分かった気がします。

 


鏡に映る自分の容姿を好きになること
なんかではなく、
自分の弱い部分や悪い部分を認めてあげる事、

弱くなっている自分に「大丈夫だよ」と
肩を抱いてあげられる事なんだと思います。

 

 

 

 

もし、双極性やうつの方が側にいて
何もしてあげられない自分の無力さに
思い悩むことがあっても
自分を責めないで欲しいです。

 
あなたが悪い訳じゃない。
彼が悪い訳じゃない。

 



パートナーを大切にすることも、
もちろんそうですが、それと同じくらい
自分を大切にして欲しいです。

 

 



側にいればいるほど、病気に影響されます。

良くなって欲しいと願えば願うほど、
そうならなければ、落胆します。

 

 

悪い感情に支配された時、共倒れにならぬよう
本来の自分を取り戻せる場所を
見つけて欲しいです。

友達でも趣味でもなんでも。

 

 

 

 



僕にとっては、このブログがそうでした。

双極性障害も鬱もない世界。

 



日常生活がどれほどカオスでも、
ここだけは違ってました。


だって、いい事しか書いてないから。

 

 

 

結婚式で感じた気持ちや
さあやとの日常のしょうもないやりとり。
ジジを迎えた喜び。

 
 



いい意味で、楽しい思い出の記録で
ブログは読んで頂いている皆さんは
友達のように
いつも温かい言葉をかけて頂いて…。

 

 

 



現実逃避をしている訳じゃないけど、

暗い気持ちに支配された時、
心に余裕がなくなった時、
このブログが本来の自分を取り戻せる場所でした。

 

 


公開すべきでないと没にした記事も
たくさんありますが、それでも書くとこで、
自分の気持ちが整理されました。

 
感情的な気持ちが、リセットされ、
「できることをしよう」と何度も思えました。




こんな形で支えらえるなんて、自分でも
思ってもみなかったから驚いています。

 

 






文章を書くことはまだまだ苦手で、
時間がかかってしまうけど、



こういう場を頂けていること、
読んで頂いている方がいること、感謝です。

 


本当にありがとうございます。

 

 

 

 



さあやのブログにもたくさん、
温かいコメントを頂きありがとうございました。

すべて、拝読しました。

 

病気に対する情報を教えてくだっさたり、
いつも体調を気遣ってくださったり、

心いっぱいに支えてくれる皆さんで
「なんて優しい世界なんだ」と感じます。

 

 

 

顔を見たこともないけど、
アイコンや文章で人柄を感じて
不思議な距離感だからこそ、
インスタライブでも話せることもあるようです😊

 

 

 

  

僕は、これから仕事もプライベートも
彼女の病気と上手く付き合っていく方法を
見つけるつもりです。

 

まだまだ2人でしたいこともあれば、
「赤ちゃんも諦めなくてもいいかな」
なんて思っています🙄

※さーちゃんが読んでたらだけど、決してプレッシャーとか何でもないからね。ただ単に選択肢としてね。

 

 

 
収まりきれない思いもあるし、
まだまだ変化途中で、
これからの人生は分からないけれど、
乗り越えながら、今は前を向いています😊


さあやと一緒にいられることは、
嬉しいです。
 



 
まとめ方が分かりませんが…


こんな2人ですが、
これからも見守って頂けると嬉しいです!!



\自己紹介(今更)/