一緒にいるようで、そうじゃない日。






こんな日を過ごした翌日、
喧嘩になっちゃいました。



「最近、一緒にいる時間ない」



さあや
「そんなことないじゃん」



「昨日だってそうやん。
 ご飯の時も、ずっと舞台のライブ配信見て
 お風呂上がったら、夜中までブログ書いて
 なんか話した?」



さあや
「昨日だけじゃん」



「でも寝る時間くらいなんで
 合わせてくれへんの?」



さあや
「なんで合わせないといけないの?」








さあやの言葉に胸を衝かれました。


さあやは昨日みたいな日でも
違和感ないのかな。



1人の時間も必要だし、
好きな舞台も見て欲しい。

でも、そんな時間ばかりじゃなくて
寝る前くらい一緒に過ごしたかったんです。







「じゃ、いい」


お互い好きなタイミングで
好きなこと勝手したらいいと。

何も合わせなくていいと。





「ご飯、先食べといて風呂入ってくるから」
と当てつけの様な態度で
必要なことしか話さなくなる。

どこか冷たく接してしまう。

寝室に行く時間もそれぞれで…。







一人で好き勝手にすればするほど

 

本当は一緒にいたくて、喧嘩しているのに

本心とは真逆の事をしている自分につくづく

「馬鹿だなぁ」という思いが募ります。





遠距離恋愛をしていた時の方が
喧嘩の仕方も伝え方も
もっと上手かった気がします。






考えてみれば、
1日そんな日があっただけ。

さあやにとって、
大事な1人の時間とタイミング、
軽く考えてしまっていたのかもしれません。




「寝る時間くらいなんで
 合わせてくれへんの?」


じゃなくて、


「もっと一緒にいたい」
と伝えればよかったのかもしれません。








根底にあるのは少し一方的な気持ちで、

さあやが東京に行く日が近づくと
あらわになる自分の嫌な部分。


彼女を独り占めしたくなる自分の幼稚さ、
爆発させるのは、もうやめたいです。