少し前、両親に引っ越しを手伝ってもらった
お礼に旧クルペ邸でランチを頂きました。



というか…
引っ越しの最中に行きました😊(笑)



旧クルペ邸
神戸にある異人館の一つです。


普段は一般開放はされておらず、
貸切の挙式会場、披露宴会場として
使われています。





ワインレッドで統一された
重厚感のある建物で当時からある100年前の
レトロな調度品が目を引きます。








僕らが頂いたのは
フレンチのランチコース料理。



見た目も涼しげなスープやタンバル。




メインは和牛や仔羊から選べる
とっても美味しいお料理でした😊




バタバタした引っ越しの合間でしたが、

木目の美しい落ち着いた雰囲気で
美味しい料理、とても丁寧な対応や気配り…


心も体も休まる時間で、
大切な日にまた行きたい場所になりました。









去年、お食事させて頂いた鮒鶴も
この旧クルペ邸も
運営する会社は同じバリューマネジメント。



鮒鶴でも、温かいおもてなしに
すごく嬉しかったのを覚えています。






「バリューマネジメント」
どんな会社なのか気になって
Webサイトを拝読しました。





そこには料理やサービスだけじゃない、
もう一つの価値に光が当てられていました。










「日本の文化を紡ぐこと」






“ 歴史的建造物を利活用する事で雇用と利益を創出し、その場所を利用する人々にとって「必要な場所」へと再生する事で、国家の課題である空家・空きビル問題を解決するばかりか、国の財産である歴史的建造物、つまりは文化そのものを紡いでいくのです。









ただただ「かっこいい…」と思いました。


「文化を紡ぐ」ことを事業化し、
それがこんなにも心温まる場所に
なっていること。







第二次世界大戦の戦災を免れた
山際の異人館。

神戸の好きな場所のひとつです。



老朽化や震災で利用されることなく、
放置されていく中、
このような会社があることで、
今もなお、残り続けていることを知りました。







服を選ぶ時、食材を買う時、電車に乗る時、

その商品やサービスに価値を感じ、
僕らは、お金を払います。




その利益が何につながるのか、
その発展で何が残るのかを考えた時、



その先にかっこいいと感じる
もう一つの価値があるのなら、

こんなにも幸せなお金の使い方はないなと
思います。






きっと他にもあると思います。
でも、意識しないと気づけない。


誰かにお伝えしたくて、ブログに書きました。





旧クルペ邸では、8月31日まで
ランチとディナーの営業を
やっているみたいです😊