几帳面は正義だと
僕はずっと思い違いをしていました。
さあやと一緒に暮らし始めた当初は
全ての家事をきっぱり分担していました。
例えば…
今日、彼女がお風呂を洗ったら
明日は僕がお風呂を洗う🛁
今日、僕が洗濯をしたら
明日は彼女が洗濯をする🧺
一見、平等でバランスが良く見えますが
僕らは、あまり上手くいきませんでした。
それは2人の良しとする基準が違うから。
徹底的に掃除をしたい僕。
適度に手際良くこなしたい彼女。
よくぶち当たりました。
僕
「ここも掃除した?」
さあや
「してない。
そんなとこ、毎日する必要ないよ」
僕
「あるよ。」
さあや
「絶対、ない🤯」
こんなことは日常茶飯事で
お互いストレスが溜まるだけでした。
感覚が違いすぎて上手くいかない。
そこで家事の分担をかえてみたんです。
掃除をするのは僕の担当。
洗濯をするのは彼女の担当。
どちらも苦手な料理をするのは2人の担当。
お互いに干渉することはなくなり
これがすごくしっくりきたんです😁
結婚したら、2人の感覚や基準は
すべて同じが理想的なのかもしれません。
ぶつかることも少ないのかもしれません。
でも
そうじゃなくても
こだわりがあるなら、自分でやればいい。
得意なことなら、自分でやればいい。
それで解決することもあります。
几帳面は正義と思ってきた僕。
それを断固として跳ね返してくれた
大雑把な彼女。
どちらが正義でも悪でもなくて、
几帳面と大雑把だから
上手くいかない訳じゃない。
2人の感覚や基準を無理に統一するよりも
他の方法を探す方がずっと快適に
暮らせるのかもしれません。