新たな台風10号発生し来週列島直撃の可能性…進路上の海面水温高く発達の可能性 週末も本州で雨か 2024/08/21

https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AA1paNwE.img?w=534&h=300&m=6

新たな台風10号発生し来週列島直撃の可能性…進路上の海面水温高く発達の可能性 週末も本州で雨か

新たな台風10号発生し来週列島直撃の可能性…進路上の海面水温高く発達の可能性 週末も本州で雨か© FNNプライムオンライン

グアム付近にある熱帯低気圧が、22日昼あたりまでに台風10号になる可能性が出てきました。最新の進路予想を見ると、熱帯低気圧はこのあと台風になった後、発達しながら北上し、早ければ26日に本州のどこか、もしくは四国に直撃する恐れが出てきています。

そして、アメリカの海洋大気庁の予想を見ると、27日の未明に近畿地方に直撃する恐れも出てきています。どうなるのか見ていきます。21日夕方、天気が急変しました。

午後5時半の東名高速道路の映像を見ると、激しい雨が強く地面に打ちつけています。

栃木・宇都宮市では、雨粒が非常に大きく激しく地面をたたきつけ、目の前には黒い分厚い雲が覆っていました。

東京・お台場の情報カメラが世田谷方向に捉えたのは、分厚い雲と巨大な雨柱です。

ゲリラ雷雨が発生したとみられます。

午後5時を過ぎた東京・世田谷区では、急に激しい雨が降ってきました。

一部の道路では冠水する様子や、全身びしょぬれになって走り去っていく人の姿が見られました。

福岡・太宰府市は最高気温が38.3度と、21日も日傘が手放せない危険な暑さとなりました。

これにより、猛暑日の連続日数が34日となり、国内最長記録を21日も更新しました。

今、列島で続いている危険な暑さとゲリラ雷雨。

それらに21日、新たな心配の種が加わりました。

気象衛星「ひまわり」が捉えたのは、日本のはるか南、サイパン付近で渦状に集まりつつある雲。

台風のタマゴ、熱帯低気圧です。

気象庁は、この熱帯低気圧が発達して、22日の午後3時までに台風になると予想しています。

発生すれば台風10号となります。

16日に関東を直撃した7号など、このところ立て続けに発生している台風。

今回はどういった点に注意が必要なのか、川原浩揮気象予報士は「発達しながら北上して、来週月曜日(26日)に本州から四国に上陸の恐れ。アメリカ海洋大気庁の予想モデルですが、台風は来週火曜日(27日)の未明あたりに三重県付近に上陸する予想」と解説しました。

アメリカの予想進路では、26日に小笠原諸島付近からそのまま北上し、中部地方に接近。

27日に、三重県周辺を直撃する予想となっています。

気がかりなのは、台風の進路上の海面水温です。

川原浩揮気象予報士:

中でも心配なのが、東海エリアや近畿地方に近づいた場合、近くの海面水温が30度を超えたままなんですね。このあたりでは一気に台風が発達しながら、ピークのまま上陸する可能性がありますから、ルートによって引き続き注意をしていただきたいです。

気象庁のスーパーコンピューターによるシミュレーションでは、新たな台風の影響もあってか、接近前の24日から25日にかけ、本州で雨のエリアが拡大する見通しです。

関東から九州の太平洋側では、22日も雨雲や雷雲が湧きやすくゲリラ雷雨が発生する恐れがあり、注意が必要です。

関連するビデオ: 【全国の天気】あす台風10号発生 来週に暴風域を伴って本州方面に近づく恐れ (テレ朝news)

【全国の天気】あす台風10号発生 来週に暴風域を伴って本州方面に近づく恐れ

 

FNNプライムオンラインのサイトを見る

2024沖縄全島エイサーまつり特集② 高志保青年会「地域の伝統芸能から取り入れた振り付け」が特徴

立憲代表選へ泉代表「先頭に立って中堅若手がモノ言える党に」出馬へ意欲にじませる 「私が一番」アピール連発

【パリ五輪】100年ぶりのパリ五輪 “ひねくれもの”フランス人はどう評価したのか。開会前は批判の的、終了後は称賛の対象に?