危険な暑さ8月下旬まで継続、9月は最も暑かった昨年に匹敵する高温のおそれ
2024/08/9
2024年8月9日 発表
https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AA1ovGq9.img?w=534&h=300&m=6
今年は8月下旬まで危険な暑さが継続、9月以降はラニーニャ現象で残暑が長引く予想© トラベル Watch
ウェザーニューズは8月9日、「猛暑見解 2024」を更新。8～10月の気温は全国的に平年より高く、特に9月は観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する高温になる可能性があると発表した。
太平洋高気圧とチベット高気圧が重なり合って“ダブル高気圧”となり、8月下旬まで危険な暑さになる見通し。35℃以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40℃前後の酷暑になったりするおそれがあるという。
また例年であれば9月から太平洋高気圧が次第に日本の南東に後退、偏西風帯が南下し、北日本から涼しい空気に覆われる日が増えていくが、今秋はラニーニャ現象によって残暑が長引き、9月以降も厳しい暑さになるとの予想。
こまめな水分補給をしっかり行なうなど、熱中症には十分な注意が必要としている。
https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AA1ovJ11.img?w=534&h=300&m=6
2024年猛暑ピーク時の天気図© トラベル Watch
https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AA1ovEjw.img?w=534&h=300&m=6
ラニーニャ現象の模式図© トラベル Watch
関連するビデオ: 【なるほど気象解説】こどもの夏は大人の夏より過酷なんです… (テレビ金沢ニュース)
テレビ金沢ニュース
【なるほど気象解説】こどもの夏は大人の夏より過酷なんです…
減速で10分程度の遅れ→拡大 東海道新幹線 二つの地震が影響
東海道新幹線「N700S」=JR東海提供© 朝日新聞社
気象庁が「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）」を発表したことを受け、東海道新幹線は9日も一部区間で最高速度を落として運転を続けた。在来線特急は、静岡、愛知、和歌山県内など想定震源域を走行する列車が運休となった。
9日はお盆の最繁忙期初日にあたり、東海道新幹線は過去最多となる1日483本の運転を計画。一方で、静岡県内の三島駅と愛知県内の三河安城駅間で最高速度を285キロから230キロに落として運転したため、日中は上下とも10分前後遅れる列車が目立った。JR東海は、切符を予約、購入している場合、手数料無しで変更、払い戻しに応じるとしている。9日午後7時57分ごろに発生した神奈川県西部を震源とする別の地震の影響で、遅れは拡大した。
在来線特急では、東京と出雲市（島根県）、高松などを結ぶ寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」のほか、「南紀」（名古屋―紀伊勝浦など）、「伊那路」（豊橋―飯田）、「ふじかわ」（静岡―甲府）が運休。京都、大阪と紀伊半島を結ぶ「くろしお」は和歌山―白浜、新宮間で部分運休した。運休は1週間ほど続く見込み。
JR東日本は東海道線の一部区間で減速運転を続けた。小田急電鉄は同日始発から小田原線本厚木―小田原間で最高速度を落として運転した。（細沢礼輝）
関連するビデオ: 南海トラフ「巨大地震注意」新幹線など一部交通機関に影響 空の便大きな影響なし (日テレNEWS NNN)
南海トラフ「巨大地震注意」新幹線など一部交通機関に影響 空の便大きな影響なし