有識者「アベノミクスで円の価値が暴落した」「日本の貧困化はアベノミクスに責任がある!」2024年6月23日

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*官邸

経済著書「全検証 コロナ政策」などでアベノミクスを検証した弁護士の明石順平さんがメディア女性自身の取材に応じて、アベノミクスによって日本円の価値が暴落し、日本の貧困化が加速されたと指摘しました。明石さんは安倍政権時代の経済政策アベノミクスについて、「アベノミクスは円の価値を落として円安にしただけの成果しか残しませんでした。昨今、急激な円安の動きが目立ちますが、アベノミクスがスタートしてから円安傾向が続き、日本はどんどん貧しくなっていったのです」「アベノミクス前は1ドル80円程度だったのが、2015年には120円台に。ドルに対する円の価値は3分の2に暴落したのです」と述べ、日本円の価値がアベノミクスの開始同時に急落したとコメント。この流れで今の円安もあるとして、アベノミクス開始前と比べると2019年度までに消費者物価指数は7.6%も上昇していると触れた上で、「同じ年収500万円でも2024年の価値は、2012年と比べると、購買力という点から考えると、実質的に60万円ほど目減りしたことになる」とも語り、日本経済が縮小したとまとめていました。さらに政府がアピールしていた賃上げ2%達成も春闘に参加した組合員が対象で、労働者の全体から見ると5%ほどしかいないとして、賃上げも微々たるものだと疑問を投げかけています。
アベノミクスへの批判は初期からありましたが、ここに来てその悪影響が表面化したことで、いよいよ批判の声が目立ってきた形だと言えるでしょう。

 「日本の貧困化はアベノミクスに責任」有識者が怒り告発 年収500万円世帯は実質60万円の収入減に
https://news.yahoo.co.jp/articles/5927ff1098c58bf23dc18dc971f4b19145abd2d2

今年3月、日本銀行はマイナス金利政策の解除を決定。その3日後、政府の月例報告からアベノミクスの「3本の矢」の表記がひっそりと消えた。

日本経済団体連合会(経団連)も、十倉雅和会長が「(金融政策を)早く正常化すべき」と発言。実質的に、アベノミクスを否定したことになる。

〈大胆な金融政策〉〈機動的な財政政策〉〈民間投資を喚起する成長戦略〉の「3本の矢」を柱として、第二次安倍政権が発足した2012年末からスタートしたアベノミクスが終わりを迎えようとしている。

 

以下略